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明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。


ガンジーだったか…
誰かの名言


私はこの言葉がとても好きで

ふとしたときに
自分自身に言っている


人の命は永遠じゃないんだよな
有限なんだよな…


とはいえ
別れって辛いよな…



先日、
高校時代の恩師
テニス部の顧問が亡くなったと
知らせが入った


自宅で1人晩酌をしていたときに
心筋梗塞で亡くなってしまったらしい。先生はまだ59歳だった。
独り身だったので発見が少し遅くなってしまったとのこと。


先日 告別式に行って
お別れをしてきた

教え子達が沢山来ていて
500人くらいかな…
みんな涙を流していた


先生ってみんなに愛されていたんだな~
あ〜先生に会いたいな…
先生〜寂しいよー!!

先生の写真を見たら色々な思いが込み上げてきて
涙が止まらなくなった


私の高校3年間は
普通の子の高校生活とは少し違ったかもしれない

テニス推薦の体育科で
入学したので

3年間毎日休みなくテニス浸けの
生活だった

県でも上位で関東大会にも出ていたくらい
まあまあの強さだったので

練習はとにかく厳しかった


亡くなったこの先生が
とにかく怖くて
すぐ怒って、すぐテニスラケットぶん投げてきて、すぐイス蹴り飛ばして、瞳孔開きっぱなしでブチギレて怒鳴りまくってきて


マジで大嫌いだった

ヤク○?かよ。いやいや
ヤ○ザの方がまだマシだろ

本気でこう思っていたし

後にも先にも
私をここまで怒りまくって怒鳴りまくった大人は先生しかいない


高校2年の終わりに、
「次の部長はユキだ」
と先生に言われた時は

嫌すぎて 膝から崩れ落ちて
憂鬱すぎて 吐くかと思った程

(だって部長が1番怒られるから)


部長になってからは
先生に怒られない為にはどうしたら良いかを第一に考えて行動していた

思春期の女子達をまとめるのも
本当に面倒くさかった(最低)


でも先生のことが苦手じゃなくなる出来事があった

練習が終わって 夜 暗い中
コートの外に飛んでいったボールを1人で拾っていたことがった
(練習が始まる前にボールがコートの外に落ちているのが見つかるとめちゃくちゃ怒られて バツのランニングをさせられる。くそ。)

後輩に「やって」というのも
なんか違うか と思い
1人で拾っていたら

たまたま、コートに忘れ物をした
先生が取りにきた
「おい。オマエ何やってんだよ」


はいきた
ワタシ怒られまーす/(^o^)\

と思ったけど先生はなんだか優しかった

先生
「こんな事 後輩にやらせろよ」


「気が付いた人がやれば良いかなと」

先生
「オマエはやっぱり部長に向いてるな。ありがとう。」


ああああありがとう?!


先生が私にお礼?
ありがとう?
ううううそだろ?


何を話したか全く覚えてないけど
一緒にボールを拾ってくれて、
先生はなんだか優しかった

その日から
先生に対して嫌いっていう感情が無くなった(単純な女)

いつも怒ってるあの姿は
先生の本当の姿じゃないんだろうな〜(上目線)

先生のこともそこまで怖くなくなった(一応まだ怖い)


卒業式の日にテニス部員を集めて
最後に先生はこう言った
「これからの人生、高校3年間以上に辛い事は絶対にない。こんなに理不尽に怒られることもないし、過呼吸になりながら走らされることもない。これからの人生には逃げ場だってある。(笑)」

先生は自分で言いながら
笑っていて
みんなも笑った

先生は
「卒業したらOB会来いよ〜😊」
と笑顔で送り出してくれた


それから年に一度OB会があって
私も何度か参加したことがあった

先輩達は優しくて、同期は生死を共にした大事な仲間だし(大げさ)
後輩はかわいいし

テニス部入って良かったな
って卒業してからは何度も思った


なんと言っても
先生はとても優しくて
いつもニコニコしていた


来年定年退職されるということで
みんなで盛大にお祝いして送り出そう!と話をしている所だった


なのに。


もっともっと
会いに行けば良かった

あの3年間のおかげで、
その後の人生はイージーモードです

こんなに素敵な仲間達に出会えたのは先生のおかげです 


先生大好きです


ってもっと伝えれば良かった


告別式、
先輩後輩同期…みんなで話をしてたんだけど
「これからの人生、先生の分も大事に生きて行こう。じゃないと天国から思いっきりラケットぶん投げてくるよ。アイツはマジでしつこいから。笑」


みんで泣きながら笑った




先生ありがとうございました
ゆっくり休んで下さい

また会えるその日まで、
テニス練習しておきます!!


#長々とすみません
#今日は笑いナシ
#でもどうしても書きたかった
#15期テニス部最高です
#大好きです
#ゆっくり休んで下さい

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