英語を日本語で考える
英語の勉強を始めたとき、まずはそのまま英文を覚えることをやっていました。
それこそ、教科書に書いてある通りのものをただひたすらに覚えてました。
でも、その覚えたものを会話で使うとなったときに、ふと思ったのです。
あれ、この文章って本当に私が言いたい意味を伝えてくれるのかな?
今ならGoogleに日本語を入れれば、簡単に翻訳してくれる世の中になりました。翻訳アプリも充実してきています。
でも、本当に私の言いたいニュアンスを伝えてくれるのかって謎です。
例えば、海外で迷って、道を聞きたいときやお店で注文するとき、
例文があるから、もちろんそれを使えばいいのだけれども、なんか借りた言葉を使っている感じがしませんか?
私は言葉に血が通っていないような、そんな気持ちになりました。
もっと、自分の言葉で自分らしく話すって考えたときに
英文をただただ覚えるだけでなく、その文章を日本語にしたらどう意味になるのかということも深く考えるようになりました。
そうすると、自分で選んだ言葉なので、英語でも血が通っているような気持ちになりました。
何より、自分が伝えたい言葉を形にできるので私は楽しくもなってきました。
本屋さんに行けば、シチュエーションに合わせた会話本はたくさんあると思うけど、
私の使いたい言葉って、その本の中にあるとは限らない。
英語とはいっても、日本語と同じく使い方を間違えれば相手を傷つけかねない。
人に伝える言葉だから、これからも真摯に言葉に向き合いたい。
だから、私は英文を覚えるだけではなく、掘り下げて日本語でも考えている。
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