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外国語習得はスポーツだ

オタ活✖️マルチリンガルののりこです。

定期的に投稿頻度に差が出るのはなぜだろう・・・笑

今日は常日頃から外国語習得において意識していることがあるので書いてみようと思います。

私は現在、日英翻訳を仕事としていて英語ができる他、K POPが好きなおかげで韓国語もできます。最近は男子バレーの石川祐希選手が好きなのでイタリア語も勉強しています。

よく「どうやって勉強していいかわからない」「早くできるようになりたい」という人がいますが、私は外国語習得はスポーツと同じと思っています。

今まで英語と韓国語を勉強してきましたが、基本的には学校の英語での勉強、特に大学受験の勉強と大学の通訳サークルで知った勉強のスタイルを生活スタイルやその時の目的(試験など)に合わせて量や内容やアレンジしています。

具体的に見てましょう。

1)まずは文字と音の繋がりを把握する。
文字と音を把握します。英語であればフォニックス(私は発音記号を覚えましたが)、韓国語であればハングルを覚えます。これは教材やYouTubeなどで探してイメージしやすいものがいいと思います。そしてなんとなくコンセプトがわかってきたら、短い単語を読むなど練習して慣れていきます。私は音楽が好きなので洋楽やK-popなど歌詞カードを見ながら一緒に歌うなどしていました。

2-1)文法を一通り把握する。
文法というと「え、嫌いですぅ・・・」という人が多いですが、文法はバレーボールで例えるとルールのポジションです。バレーボールを見るにしてもやるにしてもなんとなく大まかなルールを知っていた方がどんなスポーツかイメージしやすくないですか?ここではざっくり英語であれば「語順が違って主語と動詞の順番なんだな」というくらいの理解でOKです。

2−2)単語帳を1冊まわす
単語帳が嫌い・・という人がいますが正直言うと私も好きなものかというとそうではありません笑 これは好き嫌いが分かれるところですので無くてもよいのでお好みですが、私は単語帳を使う派です。理由はなんとなくどういう単語が必要なのか知っている方が後の読む・聞くの段階である程度、量をこなせる状態になると考えているからです。なにも知らない状態で読む・聞くをやったところでただの呪文なので「面白くなーい→やーめた!」になりませんか?「聞いたことあるかも」「見たことあるかも」こんなレベルでOKです。

3)好きなコンテンツを読む・聞く
ここから好きなYouTubeやインスタなど自分の興味のあるものをたくさん読んだり聞いたりしていきます。読む・聞くはバレーボールで例えると実際に「試合を見る」にあたります。ここで読んだり聞いたりするのは「なんとなくわかりやすそうだな」というレベルのものでOKです。児童向けの絵本で慣れるのもよいでしょう。ここで文法書や単語帳で出会った文法や単語の使い方のイメージをより具体的にしていく感じです。

4)音読・シャドーイングをする
読んだり聞いたりしたものは読みっぱなし・聞きっぱなしにせずに音読やシャドーイングをします。よく読んだり聞いたりしてわかるけど話せない人がいますが、それは「読んでおしまい」「聞いておしまい」になっているからです。バレーボールの試合を見ただけではプレーできないですよね?音読やシャドーイングはバレーボールの壁打ちにあたるものです。

5)自分で文章を作ってみる
読む・聞くをやったので自分で文章を作ってみます。ひとりごとをする人が多いですが、私はひとりごとは苦手です笑 大体同じことしか考えてなかったり、家にずっといてそこまで変化のある生活してないのでネタがないからです笑 代わりに日記(ジャーナリング)をして書いています。書けることは話せるので書くのもオススメです。

ざっくりこのような流れでの学習をしています。

どのプロセスでも共通して言えることですが、基本的に
「1回で覚えない」ということを意識しています。

人間の記憶力はそこまで優秀ではなくて、先週の日曜日の夜ごはんを答えられる人っていないはずです。いるとすれば、レコーディングダイエットをしている人かなにかだと思います笑 

では、人間はどのようにしてものを覚えるか。

それは対象との接触する頻度だと思います。

同窓会で失礼ながら「こんな人いたっけ・・」という
人っていませんか?それは自分の記憶力が弱いのではなく、その人とそれほど接点がなかったからではありませんか?外国語も同じで、接点がなくなれば記憶から抹消されます。毎日5分でも接する機会を作りましょう。

巷ではいろんな習得方法が溢れていますが、結局は「自分に合った学習方法を見つけて継続させられるか」だと思います。これには色々試さないとできません。

バレーボールも一回練習しただけではできないですよね?でも、練習を継続していたらできるようになって楽しいと思えると思います。

ぜひ、自分のやり方を見つけて楽しい語学ライフを送ってください。

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