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HERPでの長期インターン振り返ったらHERPへの愛が溢れた話

こんにちは!
株式会社HERPインターン生の ゆかゆん です。
この度、長期インターンを卒業する運びとなりましたので、集大成として初めてnoteを書くことにしました。
8か月の長期インターンで学んだこと、感じたことをHERPに入社前、入社後に分けて、素直にお伝えします。
拙い文章にはなりますが、どうぞ暖かい目で最後まで読んでもらえますと嬉しいです。

自己紹介

東京で生まれ、仙台ですくすく育ち、今は台湾の大学に通っている4年生です。
3歳からバトントワリングを12年間続け、中学では吹奏楽部でSAX担当。高校・大学ではダンス部に入り、Hiphop、Jazz、Dancehallなど、興味があるものは何でもやってきました。

大学時代はダンス漬けの毎日を過ごしていました

(手前左からガン飛ばしてますが……)普段は笑うことが大好きで、HERPでは、一二を争うほどのゲラです(笑)。

HERP入社前について

1. なぜ長期インターンを始めたのか

私の長期インターンの目的は2つあります。
働くについて理解を深めたい
②市場価値を高めたい

それぞれお話ししていきます。
まず、①働くについて理解を深めたい、ですが、こう思うようになったきっかけは、就活を始めたことです。
面接で、「何がしたいですか?」「どうなりたいですか?」と聞かれても、答えられない自分がいました。働いたこともないし、親も自営業だし、「会社で働くってなんだ?」と考えるようになったのです。
その上、コロナ禍で会社説明会や座談会は全てオンラインで完結していました。海外に住んでいる私でも気軽に参加できることは、とてもありがたかった一方で、オンラインでは、会社の雰囲気や、社員さんが実際に働いている姿を見ることができません。
全部がオンラインで、限られた情報の中だけで会社選びをしていいのか疑問に思うようになりました。

そして②市場価値を高めたい、について。
当時疑問を抱いていたことがもう一つありました。
それは、新卒でお給料をもらうことです。
お給料は、成果を生み出し企業へ提供し、その対価として得られるものなのかなと思います。
もし今の私がこの状態で会社に入ったら、何ができるんだろう、何もできないじゃん……こう思うようになって何の価値も提供できないまま新卒で入社してお給料をもらって良いのか不安に思いました。
また、海外には、日本のように新卒一括採用という概念が存在しないことはご存じかと思いますが、台湾にも新卒一括採用の概念はほとんどありません。
ポテンシャル採用よりも、即戦力採用が重視されます。 経験のない新卒の採用率が低い国で生活していたというのもあり、社会人になったときに、少しでも何かしら会社に価値を提供できる人間になりたいと思うようになりました。
経験や知識が身につくところ「長期インターン」が私の中の答えでした。

2. なぜHERPに決めたのか

続いて、その中でもなぜHERPで長期インターンをすることに決めたのかお話しします。
企業探しは、まずはリモートワークOKの求人のみで探していました。登録していた就活サービスからの紹介で、たまたま出会ったのがHERPです。
その後の面接で
・1つ1つのバリューを丁寧に説明してもらえ、素敵なカルチャーだなと思えたこと
・学生の私とフラットに話してくれたこと
・すぐにフィードバックをもらえたこと
によってどんどん志望度が上がっていきました。
その後、

「村上さんが入ったら33人目。HERPの3%の力になる。だから結果を出せるかをインターン生にも求めている。」

という言葉をもらい、この規模感に挑戦できるのは貴重な経験になるだろう、と考え、HERPへの入社を決めました。

まとめると、以下が当時の私の入社理由です。
・リモートOK(結局皆さんに会いたくて出社した!)
・人
・文化
・規模感

HERPに入社して

1. 入社したての私はどんな感じにポンコツだったか

会社で働くことが初めての私。
オフィスに出社して思ったのは、社員のタイピングが早すぎる。
しかもキーボードを見ていない。そもそもブラインドタッチの必要性をわかっていなかった私は、衝撃を受けました。
そんな時、社員が寿司打というゲームでタイピング練習を始めたことを知り、私も便乗してやってみました。

結果はこちら。

初めて寿司打をやった日の記録(2021/10/11)

キーと画面に目線を忙しく往復させながらタイピングしていました。
この結果が悔しくてその日から毎日練習を続け、20日経過したときの結果がこちらになります。

練習を始めて20日後の記録(2021/11/01)

載せるのも恐縮な結果ではありますが、今ではなんとかブラインドタッチができるようになって、文字を打つスピードも以前と比べると速くはなりました。まだまだだと自覚はしているので、練習は継続していきます!

今回は、当時の私をタイピングに絞ってお話ししましたが、ビジネスにおけるマナーは何一つ知識として持っていない状態からのスタートでした。

2. どんなことをしてきたか

私は主に、以下の業務をメインに行っていました。

  • ウェブサイトの更新業務
     ウェブサイトに載っているロゴを変更する際や、レイアウトを変更する際に、基礎的なhtmlの知識が必要になります。ザ・文系の私はプログラミングと無縁だと思っていたのですが、Progateや経費で購入した書籍を活用して知識をつけ、簡単な更新業務を行っていました。

  • 資料・ホワイトペーパーやオウンドメディア記事の編集・公開作業
     セールスフォースでキャンペーンを作成したり、WordPressを使って記事を公開したりしていました。

  • コンテンツの管理・メンテナンスや業務マニュアルの作成
     HERPには、今まで公開してきたコンテンツが160本ほどありました。今までは手を付けられていなかったコンテンツの整理や、それに伴う業務マニュアルの作成をしました。

  • 企業リストの作成・調査
     将来HERPのユーザー様になり得る企業一社一社の利用媒体、採用状況、資金調達状況など、アウトバウンドに必要な情報を収集し、どの企業様に声をかけるか調査しました。

  • アウトバウンドの声かけ
     上記で集めた情報をもとに精査をし、企業様に声かけをしました。


3. 実際HERPはどうだったか

  • 1人残らず皆がユーザー価値起点での成果に向かっていて、熱い!
    HERPが大事にしたい価値観として、ユーザー価値ドリブン成果に向かうがあります。皆で大事にしているバリューなので、常に目的を大事にし、一体感があります。
    「これは成果に向かえているのか?」「この成果に向かうために…」「本当にお客様のためになっているのか?」これらはHERPでよく聞く言葉です。成果に向かうために、ある活動を停止したこともありました。
    また、何か問題が起こったときにも、個人を責めるということはしなくて、その問題が発生した仕組みの部分を改善しようとする、そして今後同じトラブルが再発しないよう対策を考えるほうが重要視されていると感じています。
    こちらのnoteに、HERPではなぜ成果に向かうことが大事なのかや、ユーザー価値ドリブン成果に向かうというバリューが生まれた背景にも触れられているので、合わせて読んでみてください。

  • ほぼすべての情報が社内で公開されていて、自由に見ることができる!
    インターン生は一部見れない情報もありますが、業務で困ることはありません。Slack、Scrapbox、notion、Googleドライブ上のほぼ全てにアクセスできます。
    1on1の議事録も公開されるのには驚きました。

  • タスクを渡すとき、目的・背景を丁寧に説明してくれる!
    タスクの依頼者は、わざわざ時間をとって、丁寧に説明してくれる方が多いです。たとえ作業系の地味な業務でも、私がこれからやる作業は、何を背景に何に繋がっているのかまで共有してもらえたことが、自分にとっては作業がしやすかったです。

  • 想像以上に柔軟!
    台湾からリモートを許可してもらえたのもですし、去年の夏に日本に一時帰国し、1か月ほどオフィスに出社していたときは、自席で大学のオンライン授業を受けていたこともありました。授業が終われば即業務を再開できるので、効率的に動けました。

    ~ある日のスケジュール~
    0930~10:00 社外の方とメールのやり取り
    10:00~12:00 記事作成
    12:00~13:00 ランチ
    13:00~16:00 大学の授業 
    16:00~17:00 アウトバウンド業務
    17:00~18:00 ウェブサイト更新作業
    18:00~18:30 1on1

  • めっちゃフラットで風通しが良い!
    出社していたときは、たまたま空いていた席に座らせてもらったのですが、それが庄田さん(CEO)の正面、かつ徳さん(COO)の隣でした。経営陣とこの近さで仕事できるってすごいと思ったのと同時に、庄田さん・徳さんの温かさも感じました。忙しいのに話しかけてくださったり、気にかけてくださったこともたくさんあり、変に緊張せずにむしろ居心地がよかったです(笑)。
    また、私がオフィスに出社していた期間は、ちょうど緊急事態宣言、マンボウが解除されたタイミングだったため、社員の方とたくさん飲みに行けました。普段仕事で関わらない方ともたくさん交流ができました。
    総じてHERPの皆さんは面白い!(笑)


4. 学んだこと、意識するようになったこと

下記に記載した以外にも学んだことはたくさんありますが、社会人としての基礎がゼロの私が、8か月の長期インターンを通して学んだこと、意識するようになったことをいくつかお伝えします。

  • 5W1Hの思考法
    あるイベントの告知をSNSで発信するときに、伝え漏れが無いかを確認するフレームワークとして学びました。
    人に情報を共有するときや文章を書くときには、構成要素として5W1Hを意識するようにしています。

  • 報連相
    インターンを始めて2か月経った頃、サイト改善のために動いていたのですが、上長へ相談をせずに自分で判断して進めてしまったことにより、結果として、デザイナーの工数を割いてしまっただけに終わったことがありました。 自分で抱え込んでしまって、取るべき議論・相談ができていなかったことが原因です。
    自律とは報告をしないで一人で進めていいというわけではありません。
    報連相の重要さを痛感したことで、徹底するようになりました。

  • 完璧を目指さず、ある程度完成したらFBをもらってより良いアウトプットにすること
    自分でいくら考えても完璧なアウトプットを出すのは、難しいです。完璧なアウトプットを出すのに時間をかけるよりも、先輩からのアドバイスを受けてどんどん改善していったほうが結果的に、より早く、より良いアウトプットになると学びました。

また、スタートアップであるHERPでインターンをしたからこそ学べたこともいくつか書きます。

  • 自分で情報を取りにいかないと欲しい情報は得られない
    当たり前ですが、会社は学校ではありません。座っていれば、情報が降ってくることはまずないです。ましてや成長中のベンチャーは皆さん忙しくていちいち構っていられないと思います。そのため、自分から動いて情報を取りに行くことがより一層必要になってきます。ただ、何でもかんでも聞くというよりは、 何がわからなくて次に進めないのかどの情報があれば次に進めるのかを言語化した上で情報を取りにいくことを意識しています。

  • 人と仕事するということ
    1人で完結する仕事はほとんどありません。周りとのコミュニケーションが大事になってきます。そこで自分が参考にしたのが、COOの徳さんが社内のScrapboxで公開しているuxkong講義/人と仕事をするということという記事です。
    こちらは社外向けの記事となっており、とても勉強になると思うので、ぜひ読んでほしいです。

  • 人に共有、相談するときは、背景・理想状態・現状を伝えること
    これは、HERPのSlackにて、他の方のやり取りを見て学びました。優秀な方と一緒に仕事をすることで、学べることが増えるとも感じました。

  • 業務の連絡は即返信
    HERPの皆さんはとにかく返信が早い!対社内、対社外ともに早いです。

  • ユーザー価値ドリブンの考え方
    私は、社外のかたとメールでやり取りする際に、伝える内容に間違いがあってはならないので、1通1通メールの添削をしてもらっていたのですが、ただ添削するだけでなく、ユーザー価値起点に立ったアドバイスもくれます。
    まだまだ難しいな、と感じる部分ではありますが、HERPの皆さんはここが本当にすごいので、とっても勉強になります。


5. 長期インターンを振り返って

長期インターンをやってみて一番に感じたのは、自分の未熟さです。
HERPの力になりたい!という強い想いはあるものの、一方で自分の知識不足・スキル不足によりできないことが多すぎて、本当に悔しかったです。
自分の不甲斐なさにトイレに行って泣いたりしたこともありました。Slackの「シュッポポポ」の音が嫌いになった時期もありました。

でも、それでも頑張れたのは、HERPの皆が好きだから
暖かく見守ってくれる人も、こんな私でも見捨てずに指導してくれる人もいる。私と比べ物にならないくらいに頑張っている人がいる。 この程度でくじけていちゃだめだなって思えるようになったし、打たれ強くなりました。

今お伝えしたように、未熟さを感じたのと同じくらい強く感じたのは、私はHERPが大好きだということ:)プロダクト含め、特にHERPの人と文化に触れたことにより、自分にとっては誰とするかが大事なんだな、という価値観に改めて気づけました。

長期インターンがあったからこそ、納得のできる人生の選択ができるようになったと思います。
自分も他の方から一緒に仕事をしたいと思われるような人、会社に貢献できる人になりたいです。

最後に

ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。社会人の方からすれば、当たり前のことしか書いていない内容だったかと思います。
ただ、今回のnoteを書くことで、長期インターンの軌跡を言語化できた、かつ改めてHERPの素晴らしさを感じることもできたので、とても良い機会だったと思っています。
自分の語彙力の無さにもどかしく思えたので、これを機に発信は継続したいと考えています。
記録用としてnoteを書いていたら、いつの間にかHERPへの愛と感謝が溢れた内容になりました(笑)。
大学卒業して日本に帰国したら、すぐにでも(もちろん隔離はしっかりした上で)会いに行きたいと思えるくらい、自分にとってHERPは魅力的な人ばかりです。
そんな人たちと、一緒にお仕事ができて、とても充実した8か月間でした。
全社会ではインターン卒業式を開いて送り出していただき、ここでもHERPの温かいカルチャーを感じることができました。

インターン卒業式で受け取った感謝状

HERPの皆様、本当にありがとうございました!
そして卒業後もよろしくお願いします!


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