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お稲荷さんを体に入れようと思う

ここ数日、お稲荷さんの夢を見る。
何をしてるのかは分からないが、お稲荷さんの夢
ということだけは確か。
なんでその夢を見るか、なんとなく理由は分かる。

※ここからは、友達にも言えない程おかしな話をするので、それでも良い方だけ読んでいただけると嬉しい。

僕の実家には玄関の前にお稲荷さんが祀ってある。
生まれた時から祀ってあったので、僕は子供の頃、家には必ずお稲荷さんが祀ってあるものだと思っており、なんとなく毎朝挨拶するようになった。

大人になりお稲荷さんを祀っているのが珍しいということに気づき、親に祀った経緯を聞いてみた。
なんでも曽祖父が旅行中にバスに乗っていたところ、事故があり崖から落ちたそうだ。
たまたま木に引っかかり一命を取り留め、ふと前を見るとお稲荷さんが祀ってあった。
その1年後、実家に僧侶が「お稲荷さんがここに住みたいと言っている」と突然尋ねてきたらしく、曽祖父はバスの件もあり快く快諾し、それから祀るようになったとのこと。

そんなこともあるのだなと不思議に思ったのを覚えている。
それから色々お稲荷さんの話を親から聞いた。
実家は昔眼鏡屋を営んでおり、その時に来たお客さんに霊感が強い人がいて、いきなり「この家にお稲荷さんが祀ってありますね?そのお稲荷さんは若いながら強い力を持っているので大事にしてください。願うだけでなく、その願いに見合うお供え物をしてくださいね。」
と言われたそうだ。
話を聞いていた父は、眼鏡屋の入り口は玄関からちょうど裏側にあり分かるはずがないのに当てられたことに心底驚いたという。
それでも父は信じず、商売繁盛の願い事だけをしていた結果、2000万の借金を背負い眼鏡屋は潰れた。
それを機にちゃんとお供え物をするようになり、今は借金も返済でき普通に暮らしている。

他にも色んなことがあった。
祖父母が友達と喧嘩をし、その友達が最後にお稲荷さんの悪口を言って去った。2ヶ月後、癌が発覚してなくなった。
父と母は毎年正月に稲荷神社に行くのだから、2年間だけ違う稲荷神社に行った時に、2回とも事故を起こした。後々調べてみたら、稲荷神社にも宗派?のようなものがあるらしく、それが違っていたらしい。

もちろん、悪いことだけではなく良いこともある。
家族全員健康で生きていられるのは、お稲荷さんのおかげだと僕は思っている。
特に父は62歳でバイクが大好きなのだが、事故を起こし過ぎて右腕以外折ったことがない骨はない。
それでも、今は普通に生活しているのだから不思議だ。
僕に関して言えば、なるべくお願いはしないようにしているが、どうしても叶えたい事や成功させたい事のみお願いしており、全てそれは叶っている。

と、ここまで書いてきたが他の人はあまりピンと来ないと思う。
僕も他の人からこの話を聞いたら「いやいやいや」と思ってしまうだろう。

でも、僕は小学校からほぼ毎日お祈りをしており、何より自分の直感を信じるようにしている。

直感が今、体にお稲荷さんを彫れと告げていて、それが夢にも出てきているのだと思っている。

今、ハテナマークが出た人、正解である。
僕も変なことを言ってるなと思っている。

というのも、僕は10月に実家を出た。
実家を出たことにより、毎日の日課であったお稲荷さんへのお祈りができなくなってしまったのである。
ここ数週間ずっと心にモヤモヤがあり、ふと気づくとお稲荷さんのことを考えていることが多くなった。
それが夢となったのであろう。
そして、モヤモヤは徐々に体のどこかにお稲荷さんを彫りたいという気持ちに変わっていった。

僕自身もこれを書いていて、だいぶ気持ち悪い話だと思っている。
だが、本当にそう思っているのだからもう末期なのかもしれない。

僕はこの気持ちが芽生えたことを、人生の分岐点だと捉えている。
これから大変な人生が待っているから、私たちを側に置きなさいとお稲荷さんに言われている気がしてならないのだ。

今日僕は早速、友達が行っているタトゥーショップに連絡を入れた。

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