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渋谷のキミ、オトナのタワレコにならないか?

渋谷タワレコといえば、かつての私の街ブラスポットでした。音楽にこれだけスマホのサブスクリプションモデルが浸透した今はどうなっているのでしょうか?

タワーレコードの来店者層は、従来は8―9割がマニアックな楽曲を探している音楽ファンだったが、最近は特定のアイドルやバンドなどを応援するアーティストファンが5割を占めている。両者のスタンスが以前よりも別れてきている中で、音楽ファン向けの店舗にするのか、それともアーティストファンを意識した店作りをするのかを店舗ごとに見極めている。全体では、両方のファンを応援できるように環境を整えていきたい。

なるほど。
店舗に足を運んでいたマニアックな音楽ファンがかつての私です。

タワーレコードでは、それぞれの店舗で推したいアーティストやジャンルがはっきりとしている。好きなアーティストや楽曲に関するスタッフの知識を店作りに生かしているから、来店者の心に響くおすすめができる。

確かに。
かつての私は休日に外に出れば店舗の個性が違うから必ず数店舗を巡るという音楽の旅をしていました。

今はオトナになり渋谷への志は薄れ、休日はもっぱら家でapple musicで音楽の旅をしています。接触媒体、結婚し子供中心にずれた円心が渋谷に戻ることはないでしょう。

これからもCDの小売で稼いでいけるとはタワレコ自身が考えていないはず。裏を返せば、店舗モデルをキープするかチェンジするか、CDで音楽を聴く体験そのものを、家に持ち帰るものではなくコト消費としてもっと庶民化できるのはタワレコくらいかもしれません。

旗艦店の渋谷(キミ)に再び足を運ぶ理由があるとすれば、例えば会員制の有料サロン。ジャズでもソウルでもロックでも垣根を溶かして来日アーティストの特集ブースが常設してある展示フロア。Liveに行けなくてもLiveの予習をしたあの頃の体験をコト消費化させてくれる感じ。

例えば営業のあいまやリモートワークで使えるコワーキングスペースやカフェのような位置づけながら、音楽代分高いので、音楽好きなビジネスパーソンや業界の人しか使わないような場所。

フロア内でCDプレイヤー貸してくれて好きにイヤフォンやヘッドフォンで聴けるといいですね。久々にジャケを眺めてCDを再生する体験をしてみたい。

それ単体で儲かりはしないと思いますが蔦屋書店と同じでそこに文化があると期待させ、自分はコアな音楽ファンでサロンに参加しているぞという自負を満足させてくれる場所

WeWorkみたいなところに体験モデルごとレンタル事業するって手もありではないでしょうか?レコードの体験価値は放っておいても古びないのですが、CDという媒体の体験価値は陳腐化してしまいました。しかしあの時代を生きたオトナの購買力がある時代ですしそろそろコト消費化できるのではないかと。

オンラインで音楽のサブスクリプションにお金を払うのにオフラインでは払わない、なんて理由ないですよね?

以上、キミという懐かし80年代POPな呼びかけで書いてみました。NO MUSIC NO LIFE!

LANケーブルが作れる珍種です。プロダクトマネージャーとして多国籍なエンジニアリングアチームをアジャイル移行しようと奮闘→オンラインでよりよく働く未来を追求したい→DX Criteriaを世に広めたい(プロボノ)&オンラインホワイトボードMiroでマーケティング(本職)中。