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ほんの、てづくり その1

ふと思い立ったので、「本の作り方」について書いてみます。
本の作り方とは言っても、書店で売っているような出版物の作り方ではありません。いわゆる同人誌とかZINE、その中でも手作りでの本の作り方です。

(ところで、同人誌とZINEの違いって何だろう。名前だけ?)

私は先日、文学フリマに合わせて小冊子を作り、そのあとほぼ同内容で電子書籍(PDF)も作りました。これは、そのときの覚え書きのようなものです。
ノウハウを語るほどのスキルはありませんが、私はこんな風に作ったよ~ということを、つらつらと書いていきますね。


■本を作るまで
そもそも私が本を作ろうと思ったのは、ちょっとした思い付きでした。
文フリには、発起人の山内たまさんを編集長として、物書き仲間で作ったサークルで参加することになっていました。しかし、このサークルは文フリのために結成されたもので、イベント参加も今回が初めてなので、売り物は新刊1冊だけです。

文フリやコミティアのような即売会に行ってみると、たいていのサークルさんは、机の上に何冊も本を並べています。なので、1冊だけだと見た目が寂しいかな?と思いました。そこで、にぎやかしになれば、と、自分で本を作ることを思い立ちました。
たま編集長に相談したところ、快く本を置くことを許可してもらえたので、実際に作ってみることにしたのです。


■本を作ろう
さて本作りですが、だいたいこんな流れで進めました。
 1. どんな本を作るか決める(内容)
 2. どんな本を作るか決める(仕様)
 3. 調べ物や資料集めをする
 4. 原稿を書く
 5. 面付・印刷・製本をして仕上げる

手作りの本を作るのは、初めてではありません。
私は高校では文芸部に所属してまして、このときに部誌の作り方を教わりました。ですので、私の本の作り方は、この方法がベースになります。

長くなったので分けます( ´ ▽ ` )ノ
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