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「沈黙のWebマーケティング」Webスキルもマーケティングも初心者の私が学べたこと。

フリーランスとして自分でビジネスをやっていきたいと思い始めてから、ライティングやマーケティングを学んでいる。その学びの過程で「沈黙のWebマーケティング」と「沈黙のWebライティング」という面白そうな書籍があることを知った。

書籍を購入して約2か月、「沈黙のWebマーケティング」を読み終えたので内容を忘れないうちにここに学んだことを記しておく。

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ビジュアルに頼らず言語化すること

Webデザインは、いかにビジュアルをよくするのかではなく、なにを伝えたいのか、目的を明確にしたうえで言語化することが大事。言語化して文章にする。文章にするとストーリー性が生まれる。ストーリーは人の感情を動かしやすく、読んでもらいやすくなる、とのこと。

なるほど、文章にするポイントとしてストーリー性を取り入れるとよいのか!

まずは何が重要なのか、何を伝えたいのかを言語化する。
→言語化して文章にする。
→文章にするとストーリー性をもたせることができる。
→ストーリー性があると読んでもらいやすくなる。

実際、この本も用語の解説や仕組みの解説だけでなく、ストーリー性(物語)があって、するすると読めてしまった。ところどころ専門用語が出てくるけれど、「参考書を読んでいる」という感覚よりは「小説や漫画など物語を読んでいる」感覚で楽しく読み進められた。

なにかを伝えたいとき、なにか記事やサイトを作成するとき、コンテンツを作成するときは「ストーリー・物語」も意識して書いてみよう。

お客様が検索をするのは情報がほしいから

お客様、読者、ユーザーがどんな情報を求めているのか、何に不安を持っていて、何に疑問を持っているのか、その答えをサイトページに載せてあげること。それがサイトを作成する大きな意味となることが改めてわかった。これはどんな仕事でも言えるな。要はどんなビジネスもお客様目線があるかどうか、ということですね。当たり前だけど忘れがち。ハッとさせられた。

自分がよく見るサイトやブログ記事など、なぜそのページを読みたいと思ったのか、理由を考えてみると、

・解決したい疑問やなんとなく心に引っかかっている不安を解消するヒントがたくさん散りばめられている。
・自分にとって有益な情報がたくさん書かれている。
・よくみるこのコンテンツを作成しているこの人が、別テーマについて書いているけど、どんな考え方をしているんだろうという興味。(もしかしたら同じ考え方をもっていないかな、という期待)
・単純にビジュアルがすっきりしていて読みやすい。(柔らかい雰囲気のビジュアルが好きだから)
・定期的に必要な情報が更新されている。
・長すぎず、短すぎず、内容がすっきりしていて、ほしい情報へたどり着きやすい。

なぜ自分がそのサイト、記事を読みたいと思ったのかなんて考えたことがなかったけど、そうか、「読みやすさ・わかりやすさ・欲しい情報」がそろっているからそのサイトを選んで読んでいるんだ。当たり前だけど、気づきもしなかった。私は自分のブログサイトを作りたいと思っているが、漠然と記事を書くのではなく、誰かが欲しいと思う情報を的確に、わかりやすく、継続して読めるようなサイトを作れるようになりたいし、そんなサイトをつくらなければ意味がないことを改めて感じた。戦略をちゃんと練らねば。

そして、文章を書くコツとして、「不特定多数にあてる文章ではなく、特定の誰かにあてる手紙」だと思って書くとよいらしい。確かに、そうすると書くハードルが下がるし、書きやすくなるかも。

コミュニケーションのきっかけとなるコンテンツをつくる

そのコンテンツを読んだ人、受け取った人がその後どんなコミュニケーションを取ってほしいのか、ということを考えたうえでコンテンツを作成する、ということがコンテンツ作成のうえで大事とのこと。

そこまで考えたことがなかった、目から鱗。自分が作りたいものを作って終わりではなく、その後の動きまでも意識したコンテンツを作成できれば、より多くの人の目にとまり、誰かの行動のきっかけになるだろうし、長く見てもらえるんだろうな。それが結果良いコンテンツにつながるということか。

TwitterやInstagram、noteをそれぞれなんとなく始めて、なんとなく投稿しているけれど、それを見た人がどんなコミュニケーションを取ってほしいのかを考えたうえで投稿することも大事だな。「共感・気づき・発見・面白み・役立つ情報(豆知識)」など。それらを意識した投稿やコンテンツ、記事の作成ができるように日々アンテナをはろう。

さいごに

Webマーケティングについて初心者の私には、Swot分析やサーバーのことなど、専門的な用語や知識にはまだついていけず、解説を読んでもなんとなくでしか理解できていない部分もまだ多い。でも、これから自分のビジネスを行なっていくなかでこの本を何度も読み返して自分のスキルに繋げていきたい。

よし、つぎはこちらを読み進めます。ストーリー仕立てのこのシリーズはやっぱりどんどん次が読みたくなってくる。

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