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心、体、思考にアプローチするポジティブ習慣のコツ

新年度になり、進学や就職、転職や昇進、お引越しした人もいるかもしれません。新しい環境を迎えることも多い新年度、皆さんはどう過ごしますか?

新しい環境にわくわくしている一方、慣れない環境にどっと疲れを感じたり、なんだか心が晴れないな、と感じたりすることはないでしょうか。

他人のちょっとした一言が気になったり、仕事のミスを引きずったり、ネガティブな気持ちになってしまうこともあるでしょう。

そんなとき、少しでも心をポジティブに保つための習慣について、心、体、思考の3つの視点で紹介したいと思います。

ネガティブな気持ちになる理由

なぜネガティブになってしまうのでしょうか?
ネガティブな気持ちになる原因はさまざまあると思いますが、私がネガティブになったときを振り返ると、大きく4つの原因がありました。

①他人と比べてしまう
周りの評価や他人との違いを気にし過ぎてしまうと、ネガティブな気持ちになってしまいます。

SNSの投稿などを通して、身近な人の生活を垣間見たり、どんな仕事をしているのか目にしたりすることもあります。憧れの暮らし、輝かしいキャリアを積んでいる人、自分にはないスキルを持っている人を見ると「それに比べて私は・・・」とネガティブになってしまいます。

②完璧主義を目指す
完璧主義を目指すと小さな失敗もネガティブに捉えがちです。
「もっと頑張らなくてはいけない」「できない自分はダメだ」と自分を責めてしまいます。

完璧でない自分に落ち込み、失敗を引きずってネガティブになることが多いです。

③自分に自信がない
自分に自信がないときはネガティブになりやすいです。できなかったことを気にし過ぎたり、新しいことに過度に不安になったりします。

やりたいことがあっても、自分に自信がないことが理由でなかなか一歩が踏み出せない、という人も多いのではないでしょうか。

④成功体験が少ない
成功した経験が少ないと、何か行動を起こすとき「失敗するのではないか」と後ろ向きになってしまいます。

失敗や挫折の経験によって、感情がどんどんネガティブな方に引っ張られることも少なくありません。失敗したときのネガティブな気持ちを思い出して、同じ気持ちにはなりたくない、と思ってしまいます。

心をポジティブに保つ習慣

誰でもネガティブな気持ちになることはあります。ですが、少しでもその原因を取り除いて、前向きに過ごしていきたいものです。

そのために私が意識している習慣について、3つの視点で紹介します。

心:心を軽くする言葉を自分にかける

①ネガティブなときこそ「ま、いっか」を口ぐせにする。
落ち込んでしまうのは、自分が期待通りの自分じゃなかったから。できない自分がだめだと思い込んでいるから。

仕事ができる私でいなくてはいけない。弱音は吐いてはいけない。知らず知らずのうちに「完璧でなければならない自分」を演じていると、できなかったときのギャップに落ち込んでしまいます。

思い通りに出来なくても「ま、いっか」と出来なかった自分を許すことで、ふっと心が軽くなります。

②好きな言葉に触れる
前向きになれる言葉や心に響いた言葉を書き留めておき、ネガティブになったときその言葉を見返します。

偉人の名言でもいいし、身近な人が何気なく発した言葉でもいいです。落ち込んだ気持ちも、誰かの言葉で心が救われることもあります。

たとえば、私は最近出会った好きな言葉があります。

『歩くのはゆっくりでも決して後戻りはしない』

アメリカ第16代大統領 エイブラハム・リンカーン

「TABI LABO」
リンカーンの知られざる名言集。「自分で決心した分だけ、幸せになれる」

「歩みが遅かったとしても、続けていれば確実に前進している」
そんな意味が込められています。

周りと比べて自分の成長が感じられないとき、自信をなくしてしまいますが、この言葉に出会ってからは「それでも歩みを止めなければ大丈夫」と思えるようになりました。

体:体を動かしてネガティブな気持ちから離れる

①軽く運動する
ネガティブな感情のとき、なかなか頑張って体を動かそうという気持ちになれないかもしれませんが、簡単なヨガやストレッチ、散歩など頑張らなくてもできる軽い運動をします。

考え事や悩み事で頭がいっぱいのとき、不安や緊張で心が落ち着かないときは、体を動かして思考の負担、心の負担を和らげるようにしています。

②身の回りの掃除をする
どうしても運動する気分でないときは、身の回りを片づけたり、掃除をしたりします。

・散らばった机の上を整理する
・床を掃く
・トイレ掃除をする

何も考えずにただ目の前をきれいにする、それだけでも軽く体を動かせて、目の前のことに集中するため余計なことを考えずにすみます。

思考:小さくても成功体験を重ねる

①「今日の良かったこと」を3つ書き出してみる

・朝〇時に起きることができた
・○○さんに褒められた/感謝された
・気になっていたスイーツが美味しかった

小さなことでも達成感を感じることができれば、小さな幸せにも気づけるようになります。何もできなかった日ではなく、何かしら達成できた日、としてその日一日を意味のある日にするのです。

②自分に自信がつきそうな新しい知識・スキルを学んでみる
自分に自信がある人はやっぱり輝いて見えますよね。目標をもって何かに取り組むことで、少しずつ自信をつけることができるのではないでしょうか。

私は現在、女性向けキャリアスクールSHElikesでライティングやマーケティングを学んでいます。スキルを身につけることで自信をつけて、今後のお仕事の幅を広げたいと思っています。

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・休日はYouTubeを見てだらだらと過ごしていたのが、今は新しいスキルを学んでいる
・会社と家の往復だけだったのが、生活の中に新たなコミュニティができた
・記事なんて書いたことなかったけど、自分でイチから記事を作成できた

以前の自分よりも今の自分の方ができていることがあります。
小さな変化ですが、それをひとつひとつ意識していくことで小さな達成感を感じています。

ポジティブな自分でいるために

ネガティブになることは悪いことではありません。
人間に備わっている本能的なリスク回避の能力でもあります。ネガティブになることがすべて悪いと考えずに、ネガティブな自分も受け入れながらできることを少しずつ、今回紹介した内容を参考に行動を始めてみてはいかがでしょうか。

心が軽くなる言葉を自分にかけてあげたり、とりあえず体を動かしてみたり、未来の自分に自信をつける行動を始めたり、何かひとつでも取り組んでみることでポジティブに毎日を過ごせるようにしたいですね。


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