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【2/29文字起こし】話す・聞く場面でわかりやすく伝えるコツ:主語と目的語を丁寧に入れる

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi" on 9th of January.
se it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニングとお知らせ

おはようございます!話し方講師の高山ゆかりです。
毎週木曜日は、話し方・伝え方のヒントをお届けします。
今回はわかりやすく伝えるコツですが、読む・書くことではなくて、
話す・聞くことにおいてわかりやすく伝えるにはどうしたらいいか
について話をしていきます。
最初に結論をお伝えすると、
主語と目的語を丁寧に入れていきましょうということです。
最後までお付き合いいただけるとうれしいです。

なおこの番組は、主に毎週月曜日と木曜日に
話し方・伝え方のヒントをお届けしていますが、
その内容はnoteに文字起こしをアップしています。
この配信の概要欄にリンクを貼ります。
内容の復習をしたり、
少し聞き逃してしまったところを改めて読んでみたり、
また話し方トレーニングにも活用していただけると嬉しいです。

そして、今日は本題に入る前にお知らせです。
伝わる話し方講座第10期が4月に始まりますが、
その体験会を行っています。
次の開催は来月…といっても明日から新しい1ヵ月が始まりますが、
3月の9日、16日、そして30日にも行う予定です。
どうすればもっとわかりやすく、
相手に自分の伝えたいことが、
そして伝えたい思いが熱意が伝わっていくか
自分の気持ちが伝わっていくか、を
学び、実践し、身に付けていく3ヶ月の講座です。

話す力をもっと磨いていきたい
自分の話し方に自信を持ちたいで
自分の持っている個性・魅力を活かしながら
わかりやすく思いを伝えたい。
そして自分の声や話し方を好きになりたい。
と思っている方のお役に立てる講座です。

体験会では、伝わる話し方ってどういうものか?を解説しながら
ワークも行っています。

ZOOMでの開催です!お気軽に参加していただけると嬉しいです。
こちらも詳細・お申し込みは、
この配信の概要欄にリンクを載せています。
(noteをお読みの方はこちらです) お知らせでした。

本編

それでは本題のスタートです!
わかりやすく伝えるコツ。
特に、読む・書くではなくて
聞く・話すというシチュエーションにおいて、
自分の伝えたいことを相手にわかりやすく届けるには
どうしたらいいか?と言うと…
冒頭でも話しましたが、主語や目的語を丁寧に入れていくことです。

まず話すこと・聞くことにおいて、わかりやすく伝えるには?
と今日は言っていますが、
音声で自分の声で思いを届けていくこと、
そして誰かの声を聞くことと言うのは、流れていくことなんです。
何が流れていくかって言うと音が流れていくと言うことです。

読むことって…メッセンジャーもそうですしLINEもそうですし、
SNS …XだったりInstagramだったりの文章もそうですが、
発信した言葉が残りますよね。

なので、読んでいる私たちは、
さっきの文章をもう一回読もう!とか
文章を頭から読んでいて、この言葉どういう意味かな?って
わからない言葉が出てきたときも、
立ち止まって辞書で言葉を調べて、そして意味がわかって、
また文章に戻ってくることができます。

あとは、頭から文章を読んでいて、
少し理解が追いつかないところをもう一回繰り返し読むこともできます。
というふうに、
残っているものだったらば、繰り返し読むことができたり
もう一度確認したりすることができます

ただ話す・聞くというのは、録音や録画をしない限り残らないんです。
届けた声は流れていきます。消えていってしまいます
なので、より、主語や目的語を丁寧に入れていく必要があります。

これまで私の話し方講座にも、
「話しているとつい主語が抜けてしまうんです」
というご相談が寄せられたことがあります。
ただ今回は、主語だけではなく目的語にも注目をしていきます。
話しているときに「私は」とか「誰が」といった
主語が抜けてしまうこともあれば、
「何を」「何に」といった目的語がうっかり抜けてしまったり
または抜けているわけではないけれど足りなかったり…
ということもあったりします。

例えばですが、
「私ね、この前行ったの!」
…かなり極端な例ですけれども、
これだと、どこに行ったのかな?と聞き手は思ってしまいます。
または「先月、やっと買ったの!」
…これも、買ったって言うことは伝わるんですが、
「何を」って言う部分が抜けてしまっています。

両方とも極端な例ではありましたけれども、
ついうっかり、目的語または主語が抜けてしまうことはあります。
どうして抜けてしまうことがあるのかと言うと、
伝え手である私たちは、自分が伝えたいことをわかっているからです

先日、何か新しい買い物をした話も
自分自身の体験談なので、
いつ・どこで・何を買ったか、と言うのは
もう記憶に残っています。

誰かと映画を見に行ったことを話そうと思ったときに、
自分はその体験をした本人なので、
いつ・誰と・どの映画館に・何の映画を見に行ったのか、
記憶に残っています。
なので、自分はわかっている。
だから、人に伝えるときには
うっかり伝えたつもりになってしまったり、
目的語が自分の中で頭の中にあるから
言ったつもりになってしまったり、
うっかり音に出すこと(声に出すこと)を忘れてしまったりするんです。

なので、主語・目的語。これを丁寧に入れていきましょう!

じゃあ丁寧に入れていくために何をやったらいいか?
日々できるトレーニングを紹介します。
まずひとつは…これはトレーニングと言うわけではないんですが、
とにかく意識をしていくことです。
丁寧にと言うのがキーワードです。

主語・目的語を「丁寧に」入れていこう、
そして冒頭でもお話ししましたが、
読むことと違って聞く・話す言葉は流れていくものだと、
その言葉を頭において、
自分が1回伝えたことであっても
既に伝えていてもきっと相手に伝わっているだろうって思うことであっても
念のため、もう一回 主語が誰なのか・目的語が何なのか言う。
という、ちょっと「今までよりも丁寧に!」
という意識が良いかもしれません。

特に今まで主語が抜けてしまうことがよくあるなぁって思っている方は、
今までよりも丁寧にと言うのがキーワードのひとつです。

ただ、主語や目的語を丁寧に入れていこうと思うと、
今度は口説くなってしまうんじゃないかと
不安に思う方が出てくるかもしれません。

私は・・・私は、、、私は〜〜〜私が×××私が〇〇○
誰々さん・・・誰々さんが、、、
と言うふうに、同じ言葉が何回も出てきてで、
聞き手にとってはちょっとしつこいな、口説いな、
という印象になってしまう。
これがちょっと不安になってしまう方もいるかもしれません。

そんなときはぜひ、
わかりやすい話をしている人の主語・目的語に注目してみてください。
音声配信、podcastでもVoicyでも
わかりやすい話をするパーソナリティの方がたくさんいらっしゃいます。

そういった方の話を聞いて
どのくらい主語が出てきているのか。
目的語がどんなタイミングで出てきているのか。
ここに注目をしてみると、
そうか、このくらい入れればいいんだ!と言う感覚が
つかめてくると思います。

もし今回の配信を聞いて、
私は主語抜かしてしまうことがあるなぁと思ったり
または目的語、それから主語や目的語に関わらず
何かを伝えるときに大事なキーワードを
うっかり抜かしてしまうことがあるなと思った方は
ぜひ丁寧に伝えていって、

そして、音声は流れていくものというの念頭に置くこと。
そして、わかりやすい話をしている人の
主語や目的語にも注目してみてください!


エンディングです!
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は高山ゆかりでした。また明日!

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