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光る君と私

みなさん、こんばんは。
本日も源氏物語について少し語ろうかと思います。
私が源氏物語を書く上で心がけていることなど。

ああ、まったく。
光源氏という男はまったく困った男性です。
“光るように美しい”と形容される男性とはどのような御方なのか?
具体的に好きな俳優さんなどを思い浮べて描く、というのもアリだとは思うのですが、私は源氏物語を女性の内面を中心に描くことに決めました。
ですので、創作部分もかなり多いですし、現代の女性ならば思うことをついつい文章に挟み込んでしまいます。
話が少し逸れましたが、数いる女君たちの視点から源氏を描くことで、読者の方々には女君の心を通して見た源氏の姿が浮かび上がるのだと思います。
好もしいと贔屓の女君に肩入れしながら源氏を見ると、場合によっては軽薄な姿が思い浮かばれるかもしれません。また、男ぶりに惚れるような姿が見えるかもしれません。また、涙を流す源氏を優しい人だと感じる方もいるかもしれません。
読者の方の数だけそれぞれに源氏像というものが存在するのだと思います。
ですから源氏の容姿に関しては、あえて書かないように努めております。
私の書く源氏物語は原作とはかけ離れているかもしれません。
これもまた二次創作ということになりましょうか。
現代の方々にわかりやすく読んでいただけるよう心がけて書きました。

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