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「あぁ、男の人って···」 ラムちゃんのラブソングはやはり偉大!

本日は往年の名作マンガ『うる星やつら』のラムちゃんのラブソングに私が以前から強く共感していることについて。
私が源氏物語を書いているのはご存知の通り。
そして常日頃から公言している通りに、私は光源氏という男性が大変苦手です。
それはあらゆる女性を毒牙に。。。もとい、魅了してきた君ですが、どんなに男前でもちょっとねぇ・・・、というのが理由です。

タイトルをご覧いただくとおわかりになると思いますが、私は高橋留美子さんの『うる星やつら』がとても好きです。
名作ドタバタラブコメディですね。
それに宇宙というスケールもユニークで、ラムちゃんが可愛くて、ときおりシリアスありなところも魅力的です。
しかし最初に驚いたのは、やはり諸星あたるという主人公ですね。
ひたすら青く若々しい高校生の煩悩を体現したようなあの存在。
悪びれもせず欲望に忠実なところは脱帽です。
諸星あたるはけして男前ではありませんが、私の中では昔から諸星あたる=光源氏という図式が成立しているわけです。
(純粋に源氏物語を愛していらっしゃる方には申し訳ないです)

そこで、話はタイトルの通りのラムちゃんのラブソングに立ち返ります。

 ♪ あんまりソワソワしないで♡

・・・で始まる、やきもちやきラムちゃんの可愛い心の叫びですね。
その中に私が源氏物語を書く上で創作に活かしたワンフレーズがあります。

 ♪ あぁ、男のひとって
   いくつも愛を持っているのね

ココです!
「いくつも愛をもっている」
女人にはそれぞれよいところがあり、それぞれが愛すべき存在です。
以前の私は源氏が女人と対峙する時は、目の前にいる人のことだけを想い、ひととき他の女人のことは念頭から追い出してしまうという解釈でおりましたが、源氏の心の中にはたくさんの部屋があって、それぞれに女人を住まわせているのだと思うようになりました。
ストン、と妙に納得です。

 わかったようで、わからないような・・・。

やはり男性の心理というのはまだまだ私には理解の範疇を超えているようです。
しかし、どことなくラムちゃんのラブソングは私の源氏物語にひらめきを与えてくれたような気がします(笑)


オシリスとダイヤ
愛猫オシリス


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