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閏年の閏日に選ばれし国民になりました🇯🇵

「事変は来る閏日解散致しますが、我らの作品群は永久に不滅です。
我々が死んだら電源を入れて
君の再生装置で蘇らせてくれ
さらばだ!」

解散したんだった、今見ても解散しているんだ。紛れもなく、閏年の閏日に旅立ってしまったのだ。Bon VOYAGE!!!

そんなバンドが蘇った。
のんべんだらりと過ごしていた年末、日付が変わっていきなり大発表。
そして閏年の閏日に再生すると。
ああこれが滾らずにおられようか。

椎名林檎好きだけど、わたしは東京事変から入った口なので事変が大好きなのだ。初期から中期ぐらいのが一番刺さる。

新宿は豪雨

金魚金魚

修羅場

あの八番出口も用無しね

サントリーホールで公演やってた時、溜池山王から歩いてたから「あの8番出口も用無しね」とLINEしたりしたなぁ。
もう我が青春の憧れなのですよ。

解散したのはもう卒業して大人になってからだけど、ライブに行こうと行きたいと思えるようになったのは比較的最近。不思議なことに。

そして今回、なんか妙な予感があって、チケット取れてないのになんか見に行けるんじゃないかと。全敗にもかかわらず、だ。
27日のメルマガで当日引換券を応募した瞬間、なんか妙な感覚があって、翌日の発表前なのに「カードの引き落としあるかな?」と思ったりしてたらカードの利用通知が!
ああ、ああ、選ばれた。なんということ。信じられない、いや、当てるつもりでいつも応募しているのよ抽選は。でも本当に当たったら頭でバグが起きてしまう。

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初めて自力で手に入れられたチケットがこんな閏日のチケットだなんて。

「閏日はあっというまにやってくる!」
であります。
オリンピックにワールドカップ、4年に一度にやってくるものってたくさんあるのに、閏日をこんなにも意識してしまうのは「東京事変」で刻んだ美しい日々があったからに違いありません。
2020年にやってくる次の閏日も、皆で健やかに迎えられるように願っています。
(引用元:2016年2月29日 閏日の一問一答 亀田誠治コメント)

https://www.kronekodow.com/gaiko/20160229/

師匠ォォォ
次の閏日も健やかとは言い難いかもしれませんが本当に皆で迎えられましたよ!!!

そんなライブ、一言で言うと最高である。(※物販待機列以外)

幕が開けて一発目が新しい文明開化で孔雀の羽を宝塚のスターよろしく背負っている椎名林檎を見た瞬間のボルテージの上がりぶりよ。メーターは振り切れた。

新宿は豪雨、有楽町は燃えている。

実はCD音源があまり好きではなくてスキップしてしまう曲とかがあるのだけど、『スポーツ』とかあまり刺さらなかったのに、ライブでメドレーで聴くとなんでこんなに魅力的なのだろう。『永遠の不在証明』からの『絶体絶命』がカッコ良すぎる。

ヒール(ルブタン!)にドレスに拡声器。ああこれだ、私の好きな椎名林檎で、私の好きな東京事変が帰ってきた。

ワイドショーで「ネットで炎上」だのなんだの言われてるがそんなのあっそう、と言う感じだ。坂上忍が批判しようが知ったこっちゃないわ。なんで叩かれなくちゃいけないのかすらわからない。十分思慮した上での決断だっただろうし、ここ数日はライブハウスが悪かのように報道しているがもはやもう発症してるかしてないかレベルの状態で一部を封鎖したところで何だというのだ。

これを書いている間に、3月の日程がキャンセルになってしまったけれど、やる、やらないであれ、どういう事情があれ批判をする権利はこちらにはない。物事はなるようにしかならない。無論、残念ではあるけれど。

そういえば、わたしが椎名林檎と東京事変が好きと話していて、
「いいよねー、林檎さんの歌刺さるよね」
『ですよねですよね!』
「俺解散ライブ行った!」
『いーなー!!!』
「ライブビューイングだけど」
『ライブビューイングかーい!!!』
とツッコミを入れた彼のひとに、私は今すごく自慢したい。

『閏年の閏日に、私は確かに選ばれし国民でした』


https://note.com/yukarienne/n/n90cf9603eba9

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