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演劇制作とわたし

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舞台・演劇の公演で「制作」と呼ばれる仕事をしている私が日々その仕事と向き合って思ったことをまとめています。 形があるようで形がないものを作る仕事は、時としてその価値が不明確になり…
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2020年1月の記事一覧

現状無形で予約販売をするときの最適解を考えてみた

個人的にはとある舞台の中止になったことについて思うことも書いていきたいんだけど、その中で「DVDの販売方法」で海外公演云々いうより先にそっちも問題があったようにしか思えない、けどこれに関しては自分の周りでもトラブル起きてるんちゃうんか・・・?と思わざるを得ないので、ちょっとその点について紐解いてみたいと思う。 ちなみに次回の #演劇制作あいうえお がグッズの話を予定してたので、番外編ってことで。 結構どこでもやってる『公演DVD予約販売』パンフレットやブロマイドに比べて単

はじめての有料 #bosyu をやってみてという記事をあげてみて(所感)

はじめての有料 #bosyu をやってみて という記事を昨日あげたら、 bosyuの石倉さんはじめかなりのリアクションがついてやっほいうれC!という感じですねん。ありがとう!!!ございます!!! そう、これ!これ!!これなんですよ!! 「0円でサービス受けた人はあとで1円も払わない」、これ!!! 前段の記事にも書いたけど、これで何度「結局仕事にならんのかい!!!」って思ったことか!!!! あとそう!!私の成約している仕事って基本リピーター&紹介&過去現場の人からの問い合わ

はじめての有料 #bosyu をやってみて

先日のbosyu忘年会でも話題に上がっていた 有料募集ができるようになったので、おためしゆかりーぬ募集を出したところ 早速昨日劇団ZERO-ICHさんとおあいしました。 このスピード感良いですね。 ●「ちょっとしたこと」がわからないしばいのまちで載せたコラムもそうなんですが、既存のキャラメルボックスであったり、新感線であったり、シスカンパニーの本って、もちろんすごく参考になるし勉強になるんです。良い本です。 だけど、ちょっとした「少し自分たちで小屋を借りてやってみた

【チラシゴト】みけねこ企画『キタハライブラリーVol.1 ~鯉にえさをやりながら、三年と少し細雪を読む鍵っ子のすべり止めの女~』

第4回新宿演劇祭参加公演のみけねこ企画『キタハライブラリーVol.1~鯉にえさをやりながら、三年と少し細雪を読む鍵っ子のすべり止めの女~』チラシ制作しました。 透明水彩+クリスタ、裏面はイラレ製作 「キタハライブラリーVol.1」 〜鯉に餌をやりながら、三年と少し細雪を読む鍵っ子のすべり止めの女〜 演出 若城 八千代 脚本 キタハラ 音響 福井健介 照明 飯村勇太 企画・製作 みけねこ企画 プロデューサー 大城東 【出演】 岩崎三由記 奥野 唯人 北村悠馬(M・Arts/

2020年の目標

過去数年分の目標、書いていたような書いていないような。 改めて、2020年の目標。 演劇の制作として生計を立てられるようにする。自営業に戻った以上は覚悟を決める。 制作以外にも収入源を作る。 自分の怠け心に負けない。自分を律して、何事もすぐに取り組んですぐ終わらせる。先延ばしにしない。 進み続けること。 そろそろ、プロデュース公演を打てるかもしれない。そのための地固め。 私は私になりたい。

型の芸術 表現はまず技術ありき

大人になってるので電車で本を読むも黙読。 声に出して本を読むなんて、高校生の授業までで卒業、ましてや大人になって声に出して朗読するという状況なんて本当にない。役者以外。ちなみにこれ、個人的には結構好きでした朗読。あまり人には話したことないんですが、中学の時英語劇をやっていたせいか授業で充分なレベルには声は出せるし、初見である程度は読めるんです。あとは普段、周りに良いお手本の皆様がいらっしゃるので。 というか、初見ないし数度黙読した程度で音読しようとするなら理解できると思うん