はじめての有料 #bosyu をやってみて
先日のbosyu忘年会でも話題に上がっていた
有料募集ができるようになったので、おためしゆかりーぬ募集を出したところ
早速昨日劇団ZERO-ICHさんとおあいしました。
本日、ゆかりーぬさんとお話しさせて頂きました!制作の方から生の声を聞けるのはありがたいし本当に勉強になりました!!#制作 #勉強 #こういう機会本当にありがたい https://t.co/BPgl8lPqV0
— 劇団ZERO-ICH (@Zero_ich01) January 10, 2020
このスピード感良いですね。
●「ちょっとしたこと」がわからない
しばいのまちで載せたコラムもそうなんですが、既存のキャラメルボックスであったり、新感線であったり、シスカンパニーの本って、もちろんすごく参考になるし勉強になるんです。良い本です。
だけど、ちょっとした「少し自分たちで小屋を借りてやってみたいな・・・」という「別にそこまでガツガツしてない勢」「とりあえず初めてなんです勢」に向けての本って、ないんですよね。あったとしても多分私が知らないだけかもしれないんですけど。
ときさけで合同本を出した沢田さんも「舞台監督の本といえば赤い本しかない」と話されてたんですが、まず刊行が古かったり現状にいろいろ即していなかったりと「今のこれ」にあたるものってないんですよね。
もちろん、いまあるものを知った上でアレンジする、という応用力も大事なのですが。
そして何よりこれ
「ちょっとしたことだけどタダ聞きがムカつく」問題
自分のスキルを無料で開示してっていうのはよく言われるし、それですごく自分自身も勉強になってるし、ではあるんだけど、たとえキャリアが上の人が開示してよーと私の場合「自分で自分の開示したいスキルのエリアは決める」わけで。
私的無料お試しはnoteとかTwitterな訳なんですよ。いうたらここに書いてることもトライアンドエラーでやってきて共有したらみんな良くない?ってネタなわけで。
で、それを知ってか知らずでももはやもうどうでもいいけど、「ねえねえゆかりーぬ」と聞いてくる人はもちろんいます。で、私なりに答えてるんだけど、
別にあなたにその内容を教えてもいいって人と、なんで教えなあかんの?という人の線引きは正直あります。
狭量で申し訳ないけどスキルはタダじゃない。ましてや「オーダーメイド」は
教えてもいいって私が思ってるのはまずは「お互いに仕事をしたり相談しあってる関係性の人」だったり、「過去にお金を払って仕事をくれた人」とかはあり。そういう前提があって相談してくる人はお互いに距離感と関係値がわかってるから、別にさほど気にならない。
だけど「単純に何回かあったレベル」「知り合いの知り合い」ぐらいで、私がこの仕事してるから詳しいこと教えて!とメッセージ送ってくると「いやあなたに教える義理ないんだけど」というのが本音だね。で、だいたいそういう人たちって「ありがとう参考になった!今度仕事頼むね」というだけ言って仕事なんかきやしない。旅行会社の成約につながらない相談が有料になるっての見たけどホントそれやで。仕事になるなら相談料もコミコミでギャラだけど、人にアドバイスタダで聞いてそれを参考に仕事にするとか他人の知識に対する敬意ってないんやなと思う。
だからこそあえてお金というものを介在させるほうが対等な関係性なわけだ。こちらもお金貰ってるからきっちり仕事として話せるし、タダの相談だと「無料で言える一般論レベル」の話しか正直できないからね。
イヤー、このシステム、精神衛生にすごくいいわ。
私は特にね!
私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。