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アンドロメダのリミト 12話

「お前はそこで何をしている」

リミトは聞きました。

術を解いたのですが、
地球の男は腰が抜けて動けません。


「なぜ、何度も私たちを見に来ていたのか
目的を言いなさい」

と、リミトは青年に詰め寄りました。

青年はセイという名です。



セイはガタガタと震える体で、
勇気を出して言いました。

「天女様、母の病気を治してください!!
天女はどんな病気でも治せると聞きました、、、 どうかお願いします!!治してください、、!!」

必死にお願いする姿と、

期待する周りの精霊の声に、

リミトの心が動きました。


リミトは体を癒す方法を知っています。

「治しましょう」

と言って、セイの後をついていきました。


まずは、、、
家に入る前に、
家に貼ってある「お札」を燃やしました。


そういった術に対する色々な対処法も学びましたが、結界の様なところに入る前に、

先に結界を壊しておいた方が楽なので、
燃やしました。

家のなかには痩せ細った女性がいました。

リミトを見て、体を起こそうとしています。

「そのまま横になっていてください」

と、リミトは言いました。

女性は、セイのお母さんです。


先生に習った方法で、セイのお母さんは
みるみる元気になりました 。

病気になる前より元気です。

二人が泣いて喜ぶ姿を、

リミトはその光景を優しく
微笑みながら見ていました。

天女と呼ばれたからには、
それらしく振る舞おうと思ったからです。


また何かあったときは、
リミトの事を呼ぶように二人に伝え、

光とともにその場を去りました。


そして、リミトはルカと合流しました。

ルカは、
「いい星見つけたのー」

「リミト絶対気に入るよ♪」

と、ウキウキしながらリトに伝えます。

ルカは混沌の湖で、
リミトが来るのをずっと待っていました。


リミトは、今地球であった出来事を
全部ルカに伝えました。

「すごい!それ、私にもできるかなぁ」

と言って、ルカは喜んでくれました。


「さあ飛ぼう!いくよーーーー!!」

二人は、元気にワープゾーンへ飛び込みます。


そこは精霊の星。

とっても美しい、幻想的な世界が広がります。

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