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突然ですが、先生方!!

漢字50問テスト『抜き打ち』でやれますか?


たくさんの先生方から

「抜き打ちなんて無理~!!」

という言葉が聞こえてきそうですが・・・。

実は今の言葉、国語関連の本をたくさん出されている土居正博先生の『漢字指導法』の中の抜粋です。

漢字指導の革命や~!!

私もはじめ、その言葉が目に飛び込んできたとき、同じように

えっ、無理かも・・・


と思いました。でも同時に

それでいいのか?


と考えるようになりました。

ちなみに土居先生のクラスでは・・・
漢字50問テストを「抜き打ち」で行っても当たり前のように

  • 満点を取る子が続出

  • 平均点も95点を超える

そうです。

す、す、すごい・・・。

マンネリ化しやすい漢字指導をなんとかできないか…といろいろ考えたり調べたりしていた私にとって、この本との出会いは貴重だったのです。

さて、気になるその指導方法ですが少し詳しく紹介していきますね!

①漢字音読システム

漢字を音読させるなんて目から鱗!!!

②空書きシステム

空書きは書くのが苦手な子ほどこっちが好きだそうな!

③ノート練習システム

書けなかった漢字のみというところがポイント!
  1. 漢字空書きシステム

  2. 空書きシステム

  3. ノート練習システム

…とここまでが基本で、後は活用編ということで、漢字指導のポイントが細かくさまざま載っています。

漢字の指導法だけで、1冊の本になっているって普通に考えてすごくないですか?


この本を熟読しまくった当時の私は早速、自分の学級にも取り入れることにしました。すると・・・

教室中が漢字練習に熱中するようにっ!!!


さすがに土居先生のように満点者続出とまではいかなかったですが、私のクラスでも同じように取り組んだだけで、漢字50問テスト

  • 満点者3分の1

  • テスト平均90点以上

は当たり前になりました。

もっとすごいのは!
子どもたちの「語彙力」「漢字活用力」が増えたことです!

「漢字学習を語彙学習に!」という土居先生の言葉を参考に、私も熟語点をテストに取り入れてみました!

50問漢字を書き終えた子から熟語を書き始めます。45分ずっと書き続ける子も!

この子の場合は、
漢字100点+熟語186点(個)=286点
となりました。
なかには、熟語200個以上書く子も現れ・・・!

いやあ~、子どもたちのこの漢字へ向かう変容っぷりはほんとにすごいものがあります。

漢字指導に関しては今までにもいろいろと言われていますよね。
「漢字指導って意味あるの?」
「みんな同じ漢字書いてさ・・・」
「日本の漢字練習って・・・」

様々な声が出ていることはもちろん承知しています。だからこそこれでいいのかな?と思いながら指導している先生方もたくさんいらっしゃって、だけどそのなかには
(そう言われる気持ちはわかるけど、じゃあどうすればいいの?)
と悩んでいる先生方も多いのではないのでしょうか。

私もその中の1人でした。

従来型の漢字指導は確かにやらされている感、マンネリ感、否めません…。

でも大丈夫です!この本に出会わせてもらい、指導を変えたところ、クラス中が劇的に変わりましたから!


ということで、次回はさらにくわしい進め方とその時に必要だな~と思ったものをまとめたpart2へと続きます…。

資料配布もあるので見逃せませんぞっ😊!



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