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森の白樺の話2          (食べられちゃうらしい)

森の白樺の話2
前回は白樺の 基本情報 を述べましたが、今回は白樺のおいしい話。

林に生えている白樺を散策中に私は口にしようと思ったことはないけれど、聞いた話によると白樺のつぼみを生でまたは調理して食べられるのだそうだ。つぼみは非常に繊維が豊富で、冬の間(10月から5月)の間、料理のワンポイントとして使用するそうです。
また、葉はサラダとして生で食べたり、パイやスープなどのに添えて調理したり葉を乾燥させてラズベリーやブルーベリーなどと一緒にお茶のベースに使用することもできるそうです。

白樺の樹液

白樺の樹液は炭水化物が非常に豊富で (1 リットルあたり 20 g)、樹液が上昇し始めてから葉が出るまでの数週間は採集すことができます。
そのまま飲むこともできるし、スムージーの液体ベースとしても◎。樹液を煮るとメープルシロップににた白樺シロップになるし、また発酵させてワインのようなものを作ることができます。

ちょっとワインの話が出たのでここでおすすめの樹液ワインをご紹介します。白樺樹液を使ったワイン↓

Björksav  クリックするとリンクできます。

Björksav

どのように採取するのかはインスタグラム ekotipset  さんの投稿を参考までに載せておきますね。

樹液を採集  ekotipsより

さらに白樺の木の黒いこぶ。たまに見ることができるのですが、北ヨーロッパの一部では何百年物間飲まれてきたCHAGATE というものがあります。
実はこれ、白樺のコブに生息する菌。チャガー(CHAGATEはロシア語でキノコを意味する。)この菌は白樺の木で15から30年間成長すると独自の栄養成分を獲得し栄養分を吸いだし濃縮します。これがコブになるそうです。このキノコは発見困難な貴重なキノコで幻のキノコと呼ばれたり森のダイヤモンドと呼ばれたりするくらい貴重なものみたいです。

チャーガにはビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富に含まれていることがわかっています。チャーガは、ブルーベリーの 10 倍以上の抗酸化物質を含む、最も抗酸化物質が豊富な食品の 1 つだそうです。

Måbra より参照


森に生えている白樺の木にだんだん興味湧いてきましたよね??
あともう少しだけ白樺について語ろうかな。というところで今回はこの辺で。


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