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私にとって、一人旅は本を読んでいる感覚に近い気がする

「どうして旅するの?」

「よく1人で旅行できるね」


私はときどきnoteに一人旅の話を書いている。

それを読んでくれている友達から、たまに↑のようなことを言われる。


う~ん、そう言われると私、なんで旅するんだろう・・・。

なんで1人で行くんだろう・・・。


好奇心とか、見るべきものを見たいとか、フワッとした理由ならいくらでも出てくるけれど「コレだ!」っていう理由がなかなか見つからなかった。

でも、最近気づいたことがある。


たぶん、私にとって一人旅は「本を読んでいる感覚」に近い。


自分のペースで読み進めながら、「これってこういうことかな?」とか「そんなことあるのか・・・」とか心の中でブツブツ呟いている感じ。

本を読んでいるときは本と自分が1対1って感じだろうけれど、一人旅をしているときはその土地と自分が1対1になっている感じがする。


たぶん大体の人が本を読むときは1人で読むと思う。

1冊の本を2人や3人で眺めて、「もうこのページ読み終わった?先進んでいい?」とか「この章おもしろいね」とか話しながら読む人はそうそういないんじゃないかな。


私にとって誰かと一緒に旅行することは、1冊の本を誰かと一緒に読んでいる感じがする。

それはそれで1人でいるときとは別の楽しさがあるとは思うけれど、気が合う人とじゃないと成り立たないと思う。


それから私が一人旅を好きな理由として、

「同じ場所でも、友達と旅行するよりも1人で旅行した方が想像力を得られる」

ということがある。


1人の方が、行ったその土地の雰囲気とか、歴史とか、人の性質とか、気候とか、たくさんの情報を得られてたくさん想像できてすごく楽しい。


そうすると、旅行が終わって時間が経ったあとでも、

例えばテレビでその土地でデモが起こったとか聞くと

「あそこには○○っていう歴史があったしなぁ」とか「人の性質もあるのかなあ」とか、自分の頭で考えられることが増える気がする。


・・・といっても、私の知っている世の中のことはまだまだ少ないので、またどこかへ一人旅に出たい。



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