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【R. シュタイナー『魂のこよみ』】10月第3週

第29週

あらん限りの力を込めて
内なる思考の灯火を 燃え上がらせるとき、
宇宙精神の 力の源泉から湧き上がる
意味深い体験こそが
私に与えられた夏の遺産、
秋の平静、冬の希望。

"Neunundzwanzigste Woche"(Steiner, 1912)
訳:yuka ogiso

宇宙の彼方から見れば、
私は動いていることさえわからないただの一点。

私に灯った小さな炎に
力いっぱい風を送るうち

宇宙のどこかにきっとある
汲めども尽きぬ力の泉から
大きく深い追い風が吹いてくる。

それでいい、それでいい、と。


※Rudolf Steiner,
Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche
Rudolf Steiner Verlag, Dornach(Schweiz)
1912-1913/2016

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