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炎のさだめ
新たに誰かと出会ったり知り合ったりしたとき、ついついその人と自分との共通点を探しがち、のように思う。仲をより深めたい時などには有効で手早い方法だし、趣味・嗜好が合致すれば仲間意識や連帯感も生まれやすいだろう。
また多くの人が日常的に各種『占い』に触れているせいか、血液型や生年月日などに関連性を見出そうとする人もいる。それはそれで話題にもなるし、同じだとか近いとかいうだけでその人を理解したような……は言い過ぎとしても、理解し易くなったような、距離が近づいたような気分にはなれる。
ただ、それらは一応『偶然の一致』である、ということになっている。偶然の一致を早々に運命だの必然だのと色めき立ってしまうのは、人間の悪いクセのひとつではないかと思う次第だ。
が。
そんなこと言いつつも、偶然の一致が人生にささやかな彩りを与えてくれたり、前向きな気持ちになれたり、時には偶然がきっかけで本当に運命が変わって、後になって『あれは必然だったのだ』と自覚することなんかもある、というのも事実だ。大袈裟にウンメー的なヒツゼンを叫ぶのにはちょっとばかり狼狽しつつも、楽しく面白がれる要素は多い方がいいのは間違いない。
身の周りで起こることにも、もう少し離れた場所で起こることにも、真に『偶然』なるものはなく、うまーく偶然を装った必然である、ということもとりあえず把握しているつもりだ。そのうえで、目の前に現れた運命や必然の種類・意味を取り違えないように、適切に楽しんでいきたい……
との長ーーい前置きを経て紹介したいのがKojiさんのコチラ↓の記事。
Kojiさんのお店『心象風景』にて、新しいサイズのブックカバーが販売開始されたそうです。これまでの文庫本サイズに加え、『単行本サイズ』がお目見え。選択肢がどーんと広がります。
実は先日ちょっとした共通点を見つけて、作品その他にやけに惹かれる理由に納得いった気がするので、末永く推していきたいと思います。どーん。
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