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先輩起業家たちに聞く。事業を確実に成功させるためのノウハウ

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今回の記事では、すでに成功を収めており、著しい成長を遂げている起業家の先輩方から直伝していただいた、起業時に知りたいノウハウをいくつか紹介したいと思います!

先輩起業家の紹介

小川嶺さん(Timee CEO)
・アルバイトマッチングサービス
・シード評価価値:1億円
・調達額:1000万円(Gaiax / コロプラネクスト / 他エンジェル)

水野雄介さん(Life is Tech CEO)
・プログラミングスクールを全国展開
・シード評価額:3億5000万円
・調達額:1000万円(CyberAgent)


岡田広さん(Plutus 常務取締役)
・上場企業の企業評価、有価証券・手法の活用による戦略的な資本政策の提案を行っている。


戸村光さん(Hackjan CEO)


1.企業価値


水野さんは2012年(シード期)に経済界のプレゼン大会で優勝されていて、当時の売り上げは5000万円ほどだったものの、企業価値は3億5000万円。
最初、企業価値は5億と水野さんが提案しており、最終的に3億5000万円で落ち着いたとのことでした。

この企業価値5億の算出ロジックは無く、自分の価値が将来どのくらいまで行くのかを想定してそこから現在どれぐらいなのかを自分で算出した結果5億と判断されたので、自分で自分の価値を決めたということでロジックは存在しないという結論でした。

小川さんは大学2年の時、Timeeのプロトタイプを作っていたもののプロダクトはなく、まず1000万円を集めて、企業価値1億と想定したそうです。ですが水野さんと同様、算出ロジックは無かったようです。

<結論> 企業価値の算出ロジックは無い!

岡田さん曰く、企業価値の算出は難しいところであるものの、プロの投資家からのお墨付きを得ることができれば、取引事例が税務上においても十分対抗できる価値になるとのことでした。また価値は基本的に計画性に基づいて算出されることが多いため、計画を練る際に成長が成熟する場所がどこの水準になるのかが描けてくることでそこから価値を算出することができるのです。なので、事業計画を書くことで企業価値をより高めることにつながります。


2.プロ投資家

<プロ投資家の定義>

・一度上場の苦労を経験された方

圧倒的な量の資本政策を見て、自分が成功した・失敗した点をしっかり理解しているので、上場を経験したエンジェルの方はプロの投資家といえる。

・経営者としての目線を持っている方

例え未上場だとしても、経営者としての目線を持っているとまた違う苦労を経てきたという話があるので、これらの方が認めてくれるということ自体、完全なバリューにつながる。

どちらにも共通しているのが、『苦労をした経験のある人』というところになります。

また、VCに関しては、VCを会社単位で見るのではなく、その人個人を見て、この人だったら腹を割って話してもいいな、と思える人が自分のパートナーとして選ぶとき重要なことであり、プロ投資家としての属性を持つ人といえるとのことでした。

なので、プロ投資家と接する際はその人個人を見て、自分の資金調達の目的やテーマに沿って接する投資家を見極めていくことが重要になります。


3.ストックオプション

ストックオプション:従業員に対して、一定の安い株価で自社の株式を購入する権利を与え、社員は将来、株価が値上がりした際、売却して利益を得ることができる仕組み。業績が上がれば株価が上がるため、業績が株を売却した際の利益に直結する。そのため、従業員の業績意欲向上を期待できるシステム。

<ストックオプションを設定すべきタイミング>

目が出たばかりの時期や会社が立ち上がったばかりの時期に行うのではなく、しっかりと株主がついて、上場を本当に見据えていくフェーズで行うのが良いといわれており、上場前に計画的に取り入れるべきシステムなのです。

またストックオプションの存在が採用時に優位に働くと考えられがちですが、ストックオプションを安売りしてしまっては将来的に不公平な富の分配という結果を招いてしまいます。そのため、ストックオプションに偏重してしまうと失敗してしまうリスクが増えてしまうため、慎重に行わなくてはなりません。


4.起業前の経験・人間関係の大切さ

小川さんは起業される前に、7社でインターンの経験があり、もともと起業を志しながらインターンをされていました。最初のインターンは18歳の時にスタートアップの創立4人目のメンバーとしてジョインし、無休で3か月ほど働いていたものの、メンバーの数が少なかったため、社長が常に横にいる状況だったので即戦力が身についたそうです。

他にもジャンル問わず様々な企業でインターンを行っていたため学ぶことも多くありいろいろなスキルを自然と身に着けることができたそうです。

また小川さんは即戦力やスキルだけでなく、インターンをして出会った人との縁が起業時のシナジーとしてつながってくるので、人間関係を特に大切にされていました。


<まとめ>

・企業価値の算出のロジックは存在しないものの、事業計画を立てることでおおよその価値を判断したり、価値を高めることにつながる。

・プロの投資家を見極めるにはその人個人を見る。

・ストックオプションを血の通ったインセンティブにするためには、タイミングを見極めることと慎重な判断が必要不可欠。

・良好な人間関係を築くためにも全てに対して誠実であること。



まだ学生で、ビジネスの知識が乏しい私ですが、HUNTERCITYの授業でインプットした内容を自分なりにアウトプットしていきます!温かい目で見守っていただければ幸いです🌼また誤っている個所や補足などがあればコメントをお願い致します。

最後まで読んでいたき有難うございました😊


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