雨の日は好き?
今日、無事に次女の就学時健診が終わった。
小学校へは車で行くことができないのに、
天気はあいにくの雨。
次女と傘を差しながら、手を繋いで歩く。
繋いだ方の腕が、見事にびしょびしょになっていて
お互いに顔を見合わせながら
「わー!!ビショビショ!!」
などと笑いながら進む。
行きも雨なら、帰りも雨。
でも、よくよく考えてみたら
雨の日のお出かけっていつも車。
駐車場までのわずかな距離を傘をさして歩くことはあっても
長い道のりを雨の中歩くことは、なかなかなかった。
(なかなかなかった→入力していてクスクス笑ってしまった。笑)
とっても貴重な体験。
それも、次女と2人きり。
道の途中、畑になっている雨に濡れた『ナス』に
二人で感動したり、
(スーパーのナスしか見たことがない娘)
学校で飼育しているうさぎの瞳の輝きに
ハイテンションになったり。
そんな雨の中、突如思いついた質問。
「雨の日は好き?」
次女の答えは、「きら〜い」
理由は、外遊びができないから。
雨上がりにも遊具は濡れていて
滑り台でおしりがびっしょり、という経験もあるからだ。
ちなみに私の答えは
「その日の気分による」
なんとも可愛げのない答えだけど。
でもコレが事実なのだ。
疲れ切っていれば、雨はただただ鬱陶しいもの。
気分がそこそこ良ければ雨も楽しめる。
今日は後者だった。
…というより、最近は後者に感じることが多い。
葉っぱからしたたり落ちるしずくや
葉っぱの上でまん丸になっている水滴に魅せられ、
雨の日にはそんな写真ばかりを撮っている。
でもね、今日はちがったんだ。
私がときめいたのはそんな雫たちではない。
***
水たまりには雨が落ちて
まぁ〜るく円を描く。
きっと私一人なら
見逃してしまう瞬間。
ぽつりぽつりと
雨音とともに広がる円と
満面の笑みの次女。
次女は、その足に履いた長靴とともに
道ばたの水たまりをすべて制覇してしまうのではないかという勢いで
水の中へとバシャバシャ入っていく。
もちろん、にっこにこの表情で。
勢いがつきすぎて、
跳ね上がった水でレギンスもびっしょりになるほど。
なんだかんだいいながら
雨の日をめいっぱい楽しんでいる姿に
なんだか嬉しくなった。
雨が降っているのに
不思議ととても晴れやかな気持ちになれるってことを
大好きな次女から
あらためて教えてもらえたような気がした。
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