子育てと犬育て
はじめての投稿です。
普段はInstagramがメインなので
こっちにはなにを書こうかな~と迷っていたけれど
考えすぎてしまうと、スタートを切れないので
Instagram用に下書き保存していたものをこちらで先に公開してみます。
わたしはドッグトレーナーというお仕事をしています。
現在、子育て中ということもあり
教育についての書籍を読んだり、SNSで情報を受け取ることが増えました。
そこで目にした《共有型しつけ》と《強制型しつけ》というお話が
個人的にイヌにも共通する考え方だな~と感じたので、共有です。
2つのしつけ方について簡単に説明すると
《共有型しつけ》は、
こどもに考える余地を与え、こどもの主体性を大切にするもので、
親はおもに褒める、励ます、広げる(視野を)の3つのHの言葉がけをよく使用するそうです。
一方、《強制型しつけ》は、
こどもに考える余地を与えず
基本的に親の言うことをきかせるスタイルで
親はこどもに禁止や、命令、勝ち負けの言葉を多用するそうです。
《共有型しつけ》で育ったこどもは
のびのびと探索したり、主体的に考え行動ができるようになりますが
《強制型しつけ》で育ったこどもは
自尊心が低く、親の顔色を伺ったり、指示待ちする傾向があり、自ら学ぶ意欲などがあまりわかなくなるそうなんですね。
上記は、人間のしつけのお話でしたが、
犬の脳にも人間と似ている部分があるので
そうそう、おおよそ犬も同じだよなあ。と
”主体性”という言葉を犬に用いると
犬がわがままに振舞ってしまうのでは?と
心配される方がでてきます。
犬業界では
トレーニングやしつけには厳しさが必要だというイメージがあるようで
主体性、優しさ、自由というようなワードは
甘やかしでは?とネガティブに受け取られやすいのですよね。
けれど、
しつけやトレーニングというのは
本来、犬の”自由”を増やすために必要なものだと思うんです。
それが、しつけによって
犬から自由が奪われてしまったら
本末転倒ではないかなあと、感じます。
しつけによって
苦しんでいる人や犬がいるのならば
それは、一体だれのために続ける必要があるのだろう。
ここでの発信がだれかの助けやヒントになったら嬉しいなと思います。
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