他力でバズったのにファンが1人も増えなかった話。ちーん。
私はちきりんさんのファンだ。と言っても、私の界隈では、結構ファンになるのが遅かったので、その友人たちからは「いまさらちきりん?」と笑われた(笑)いや、今、私の中ではちきりんさんは「旬」だ。
去年1年間で、本名を含めた彼女の著作を全部読んだ。さすがにブログは記事が多すぎて、読み切れていないけど。イチオシはこの本。
ちきりんさんの「自分の頭で考える」というキーワードが大好きで、その割に、彼女の頭の中を覗きたがる私。とにかく同じ事象(選挙やコロナやchatGPT等)を見た時の彼女の考え方を聞くのが大好き。彼女の考え方に打ちのめされ、自分の考えの浅さを反省するのが趣味で(笑)そういう目的があって、彼女のvoicyを聞いている。
もちろんTwitterもフォローしていて、ちきりんさんが何か呟くと、お知らせが来るように設定してあり、お知らせがあるたびにわざわざ見に行っている。で、最近、ツイートをクリックすると返信ができないようになっていた。彼女の言うところの「くそリプ」対策なのだと思っていた。彼女のTwitterには、論点がずれた感想がぶら下がる。私も、読んでいて不愉快だった。でも違った。そして、この設定をした理由と解説が、voicyで放送された。
詳しいことは、ちきりんさんの考え方を含めvoicyをたっぷり聞いて欲しい。
人の Tweet に返事や感想を書くのは Twitter の性質上、間違いではないけれど「意見」をぶら下げる時には、気をつけなくちゃいけない。元々自分がどう思ったかは、自分の場所(自分のタイムライン)ですべき行為。一般ピープルが、友達とディスカッションするとか、芸能人の挨拶tweetに対して、お返事するとか、そういうのはいいのだけど、ちきりんさんのように有名な人のネームバリューにの乗っかろうと、自分の意見を、有名人のtweetにぶら下がって述べるのは違う。特に、自分の影響力を強めたいとか、表現力をつけたいとか思ってる人は、なおさら。それでは、フォロワーを買っている人と変わらない。人の土俵に割り込んで入ってはいけないのだ。
とにかく、リツイートとリプライの違いは、私も普段から意識していて、その考えが一緒だったのがすごく嬉しくて、私はそれを言葉で表したくなってしまった。そこでさっそく意見を引用リツした。
ちきりんは正しかった。1つ目の証明。数字の変化
私の普段のTwitterは、フォロワーが1,000人に満たない。1記事の閲覧数は、だいたい50から80ぐらい。主に自分のnote記事の紹介が主なので、そのnoteのタイトル等にもよるけれど、だいたい良くても200前後だ。
voicyで、ちきりんさんは「自分のツイートをリツイートしてくれた人の中で、これは広めたい、みんなにも読んでもらいたいというものがあったら、私はそれをリツイートする。その形が取れるから、自分の記事に他人の意見がぶら下がっている必要はない。だからリプできる人を制限した」と語っていた。そして「私がそうやってリツイートすると、そのツイートは、確実に『普段以上に』アクセス数が伸びるんです」とおっしゃっていた。
そして、それが証明されたのがこれ。
ここの数字でわかるよね。フォロワーが1,000人もいない私のツイートの閲覧数が2万を超えている。つまりこの増えた分、というか、こうなると、ほぼ全部、ちきりんさんがリツイートしたから見た人たちだ。本当にこういうインフルエンサーという人たちは、影響力があるよね。
ちきりんは正しかった。2つ目の証明。変化しない数字
さて、閲覧数は2万を越えたが、フォロワーが増えない。私の意見を読んだ人たちが、私の他のツイートもどれくらい見たか、気に入ってくれたか、ファンになってくれたか、Twitterはその辺も赤裸々に分析できる。
4月26日7時の時点で、インプレッションが23,434つまりこの投稿を見た人が23,434人ということ。そのうち私のプロフィールを見てくれた人、つまり「こんなことを言う人は、どんなやっちゃ?」とプロフまで見に来た人が、68人。詳細をクリックする、つまりvoicyを聞きに行った人は、46人。(ここの数字が少ないのは、私の影響力のなさ。宣伝にもなっていないってこと)
じゃあ、このプロフィールを見に来た68人のうち、新しく私のフォロワーになってくれた人は何人か? なんと0人である!
いや、実は、前日に計測した数字と比べると、-1人!一人減ってる(笑)
ちきりんさんは、voicyの中で、人の土俵を借りることの図々しさについて語っていたが、それ以上に、そういう奴ってこんなもの。ということも話していた。いやー、これじゃ、自分が、ひょいっと便乗して、大恥をかいたようなものではないか。まさに「クソリプ」だ。こんなダブルショックを経験すると思わなかった。ちーん。
例えるなら、
「なんか面白いことやってみろ」と、急にタケシに振られた若手芸人が、一発芸をやってみたけど、全然面白くなくて、しかも以前からのファンが「なんだよ。こいつこういうチャンスも活かせなくてよ」って、辞めていった感じ(笑)
逆に、普段の発信が面白い人だった場合には、ちゃんとファンが増えていくんだな。私はまだまだだなーと思った一件でした。ちーん。
ではでは。
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