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こどもの夕食準備問題に挑む理由

年末にこんにちは!
このnoteは、株式会社マチルダが解決したい課題を、できるだけ多くの人と共有したい!という目的で書いています。


さて、唐突ですが、子育てをしているみなさん、特に共働きの皆さん、毎日の夕食準備にストレスを感じていませんか?


私はすごく感じています。


実際家事の中で一番時間がかかるのは「料理」という調査はいろんなところで出ています。

「博報堂子育て家族研究所、いまどきママリサーチ~子育てママの家事の時短」によると 「子育てをするようになってストレスが増えた家事」の質問で半数以上のママが「献立を考える」「食事のしたく」と回答しているし、「Oisix、家事とミールキットに関する調査」によると働く女性の半数以上が「料理づくりがツライ」と回答しています。

ちなみに、子育てしている人の方が、「こどもに健康に過ごして欲しい、親心」という気持ちの問題も絡んでくるので、より夕食準備にストレスを感じるようになります。

何にせよ、「こどもの夕食準備が大変」という課題は確実に!そこにある!

課題は明確だ。ではソリューションは?

「こどもの夕食準備が大変って、誰も気がついていない課題なんですよね」
は?そんなこと、あるわけないですね。
もう本当に沢山の、沢山の素晴らしいサービスがこの課題解決に乗り出しています。
ただ、夕食準備って本当にいろんな工程がありまして、一口に「料理」って括れないので、ソリューションもいろいろあります。
以下にまとめました。

とにかく忙しい子育て世帯にとって、これだけ工程がある料理が負担なのは間違いないし、一気通貫してサポートしているサービスというと、ミールキット、料理代行といったところかなと思います。

ミールキット、料理代行、君たちだけが頼りだ!

と、言いたいところですが、やっぱりこの2つもまだまだ課題はあります。

まずミールキット。これ、調理必要なんですよね、当たり前なんですけど。10分とか20分とか時間はまちまちですが、一部の食材は切らないといけなかったり、火入れは当たり前にやらないといけなかったり。なので正確にいうと、さっきの画像の三角の一番上にある「調理工程」の半分くらいをカバーしているイメージです。

次に料理代行。料理代行は本当に便利です。もっと広まればいいのに、、、、。
驚くことに一般の家事代行利用率は3%(いろいろな調査がありますが大体どれも5%以内)で、しかも圧倒的に掃除代行の利用率の方が多く、料理代行は本当にまだまだ広まっていないのです。

ただ、料理代行の1番の課題は「作り手」の不足。これはよく言われていますし、家事代行サービスの一番大変なところですよね。
その他、私自身も活用していましたが、「家に人を入れたくないハードル」をクリアしても「作り置き」が思いの外使い勝手が悪く(3日目くらいになると子どもは食べなくなるので、私が残り物整理みたいになる….)、費用対効果がどうなのというデメリットもありました。
家政婦みたいに毎日来てくれるのであればまた違いますし、キッズラインがめちゃくちゃ使いやすそうな家事代行も提供し始めたので、ここは少しずつ変わっていくところかなと思います。

外食とか惣菜って選択肢は?

さて、今までのことは全て「家庭料理」を前提にした話です。

外食とか惣菜だって立派な「こどもの夕食準備問題」のソリューションで、「オール外食、中食でおっけい!」っていうご家庭もたくさんあると思うし、それは何を大事にするのかの違いでしかないです。

が、「健康に配慮した様々な食材で、季節のものを混ぜながら、家で楽しい食卓を囲みたい」という家庭もたくさんあります。
「外食、中食がよくなさそう」というのは短絡的(モノによって全然違うし)で議論や検証の余地はかなりあるものの、私自身が自分では作りたくないし作る時間もないくせに、「家で健康的な楽しい食卓を囲みたい派」なので、家庭料理のソリューションを考えたい、と思っています。

家庭料理にもっと選択肢を!

クックパッドがあって、オイシックスがあって、カジーがあって、ホットクックもあって。
なのに私自身の課題は解決されていません。

私が事業を始めるにあたりアンケートに協力いただいた55人のママさんたちの意見を見ても、8割の人が上記何かしらのサービスを使って試行錯誤しているにも関わらず、9割以上の人が「子どもの食事に課題を持っている」と回答し、7割の人が「毎日の調理の手間」「栄養バランス」をストレスに感じていると回答していました。

ということは、もう少し多様なソリューションがあってもいいですよね?
特に「夕食準備工程を一気通貫でサポートする」ソリューションがもう少しあってもいいですよね?

そう、ここでミールシェア。

料理代行が一番近いモデルですが、ミールシェアだと毎日の食事作りの延長線上の「おすそ分け」になるので作り手の負担が減り、料理代行の1番の課題である「作り手不足」をカバーできるかもしれない。
他にも、料理代行の「家に人を入れるハードル」「拘束時間」「作り置きの使い勝手が悪い」「価格」の問題もクリアできるかもしれない。

もちろんミールシェアも本当に本当に大変で安全性やユーザーの意識の問題など、ハードルは山のようにあるのですが、情熱だけはあるので来年はとにかく実証実験をしまくる1年になりそうです。

ということで、長くなりましたがなぜ私が死ぬほど大変そうなミールシェアをやろうと思っているのか、を書きました。
「私も興味ある!!!!」「一緒にチャレンジしてみたい!!!!」そんな方がいらっしゃればtwitterでもwantedlyでも、ご連絡いただければと思います。(募集はエンジニアですが、むしろ今はシェアリングサービスに知見のあるビジネスサイドの人など、創業メンバーを広く探しています!)

最後に。

まだなんのサービスもありません!

まったくのゼロからできます!!

良いお年を!!!

頂いたサポートは全て本となり、私の知識となります。