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男性向け!『ファッション初心者&迷走者向け講座⑶』清潔感が全ての土台

YUKAKU の黒田です。
ここまでの2回、読んでいただきありがとうございます。
おそらく補足の記事も書いていると思うので(もう追加されてるかな?)、
まだ少しよくわからないという方は読んでみてくださいね!
それでは第⑶回始まります〜。

前回までの2回は、ファッション講座のくせになんだか"心の在り様"だとか、考え方みたいなものになってしまって少し期待はずれ&飽きた方もいるかもしれませんが(でもかなり重要なんですよ、ホント)、今回からはかなり具体的な内容になっていきます!
今回はズバリ"清潔感"です。

不潔だったら全て台無し

結論から言えば、清潔感がなければ全て台無しです。どんなにお洒落な格好をしても、どんなに人柄が良くても、不潔な印象ただ1つで、そこまでの努力は全て水の泡となってしまいます。
いや、別に好青年に人間になりたいわけじゃない、好印象だけを求めてないという声。はいはい、待ってましたそんな声。ダメです、清潔感が全てです。

全て台無し、という言い回しをしました。その字の通り、全て台無しです。
清潔感こそがファッションの全ての基礎です。
例えば髭や刺青、服ならダメージデニムなど、一般的に清潔感がないと思われる格好をしたい!憧れる!なんて方は清潔感なんていらないと思っている方もいるかもしれません。
しかしながら、髭や髪の長いイメージがあるカッコイイ俳優やモデル達、彼らははたして"不潔"なんでしょうか?

清潔”感”があればいい

答えはNO、不潔ではありません。
髭やロン毛に清潔感というキーワードがついてこないことは確かで、そこは否定しません。しかしそれは単なる印象であって、実際に不潔というわけではありませんよね?あれは全て"〜風(ふう)"であって、演出、エンターテイメントなのです。要は不衛生な印象を与えないことが大切なのです。
つまり髭やダメージデニムについているイメージ・印象は個人の主観や好みに基づいたものであって、実際の清潔感を決定づけるものではありません。ヒゲが生えていると不潔に見える人もいれば、ワイルドでかっこいいと思う人もいるということです。
では、全てを台無しにしてしまう清潔感のなさとは一体なんなのでしょうか。

清潔感は好感度

清潔感好感度と言い換えるとわかりやすいかもしれません。
髭が印象的なあの俳優、長髪がトレードマークのあのモデルは、(あなたの好みは脇に置いたとして)、おそらく好感度はかなり高いのではないでしょうか。
つまり髭や長髪に対する良し悪しは個人による好みであって、それ以前に万人に好感を持たれるポイントが別にあるということ。そしてそれこそが清潔感なのです。
いわゆる万人ウケが清潔感ともいえます。

この講座で特に重要視して欲しい"清潔感"は体や行動についてです。
なぜならファッションはすぐにでも変えることができますが、染み付いた習慣やそれに基づいて作られた体は一朝一夕では変えられないものだからです。
体については、一般的に太っているよりも引き締まっている方が好まれます。髪を整え、ヒゲもなく、臭くない、爪も短く、綺麗な肌であることが万人ウケです。
行動では、丁寧に話し、綺麗に食べ、横柄な態度を取らない、ゴミを捨てないなどが万人ウケの行動です。
いくらお洒落な格好をしていても、臭くて横柄な人では全く好感を抱けませんよね?
以上のことを言い換えるならば、人に不快さを与えないことが清潔感であると言えます。

清潔感は総合評価

清潔感=好感度は総合評価です。
髭や汚いデニムを履いても好感度があるなんて変じゃないかと思っている方もいるかもしれませんが、それ以上にファッションが洗練されていたり、行動が紳士的であったり、汚く臭いなど生理的な不快がなければ、総合的にみてプラスとなるわけです。

好感度は総合評価

逆にいくら洗練されていても、生理的な不快、不衛生な印象を与えてしまえば大幅にマイナスとなってしまいます。
髭や長髪のかっこいいスタイルもありますが、それを使いこなすのは⑷・⑸層の話。しかもそれも全て清潔感があってこそ成り立つものです。
とりえずのゴールとして⑵・⑶層の万人ウケを目標とするこの講座では、趣味性の高い⑷・⑸の段階をまだまだオススメしません。
したがって全ての土台となるような清潔感=好感度の獲得こそ、万人ウケを目指す上でのマストとなります。

"清潔感"とは綺麗な皿である

料理でたとえ話をしましょう。
(伝わりやすいので、私は料理例えを多用します。)
どんなに美味しそうな料理、盛り付けが綺麗な料理でも、お皿が汚ないと途端に台無しになってしまいますよね?
逆にスーパーやコンビニで買ったお惣菜や、冷凍食品でも、発泡スチロールのお皿から綺麗なお皿に盛るだけで、見違えるほど良く見えてしまいます。

そう、清潔感とは綺麗なお皿のようなものなのです。

お皿1枚で、ガラリと変わる


料理を乗せる、まさしく土台のようなもの。
どんなにシンプルな料理でも、真っ白で綺麗なお皿に盛るだけで見栄えがぐんと良くなりますよね?
個人によって皿の大きさや色は違ってくるし、大きさや色によって乗せる料理や量も変わってくるでしょうが、それ以前にそのお皿を綺麗に清潔にしておかなければ意味がないのです。


清潔感という土台の大切さ、少しはご理解いただけたでしょうか?
後々補足記事も載せる予定ですが、最後に清潔感を出すためのポイントを、体と服、そして個人的に一番重要な行動に分けてお伝えします。

体の清潔感

  • 整った髪 寝癖やボサボサ頭は無造作ヘアではありません。髪を乾かしただけでも不十分かもしれません。ヘアワックスなどで輪郭を整えましょう。実際に清潔か否かではなく、清潔感。演出です。

  • 綺麗な肌 カサカサの乾燥肌や油気味のテカテカは、スキンケアや日々の生活習慣で完全を目指しましょう。年齢による避けがたい肌トラブルもありますが、皮膚科に行くなど、できる限りケアしましょう。疲れが顔に出ている場合も注意です。

  •  特に男性は、女性に比べてネイルをする場合が少ないので、伸ばさずできるだけ短く切りましょう。

  •  これはほぼ男性限定ですが、髭は清潔感とは程遠いものです。髭をファッションの一部にするスタイルもありますが、それは更に先の話。この段階では基本はナシです。

  • 匂い 汗やキツイ体臭も一発NG。きちんと洗ったり、体質に不安があるからは汗拭きシートやデオドラントアイテムを持ち歩きましょう。

服の清潔感

  • シワのない服 シワのついた服は不潔なイメージがあります。ジャケットやシャツはハンガーにかけクリーニングに出したり、アイロンをかけたり、洗濯時にきちんとシワを伸ばして干すのがマスト。家庭用のスチーマーなんかもあるとなお良しです。

  • 清潔な服 首回りの黄ばみや汚れ、毛玉がついていたりもNGです。肩にフケが落ちていたりするのも清潔感がありません。

  • 綺麗な靴 ボロボロや履き潰した靴もNG。行動の清潔感にもつながります。

  • 綺麗なバッグ・鞄 シワのついたトートや、登山帰りのような汚れたリュック、ボロボロになった鞄などもNGです。

行動の清潔感

  • 服の着方への気配り 荷物を肩にかけて片方だけジャケットがズリ落ちていたり、ボタンが留まっていなかったり、襟が半分だけ立っていたり、裏表逆だったり…不潔とまでは言いませんが、だらしない印象になります。

  • 姿勢正しく立つ・歩く 猫背やガニ股は気怠そうに見えます。悪い歩き方で靴のソールがすり減っているのもNG。背筋良く歩いているだけでも2割増しに印象が良いです。まずは靴のソールを意識して歩きましょう。

  • ポイ捨て・歩きタバコ ファッション関係なくモラルに欠けます。すなわち悪印象。印象の土台がボロボロになり、好印象を築くのは相当難しくなります。

  • 汚い言葉遣い 言葉遣いの悪さも清潔感には繋がりません。高圧的な話し方や、汚いワードももちろんNGです。

以上が3つの清潔感を作る大きなポイントですが、いかがだったでしょうか?
もちろんこれは最低限の話で、もっと細かなところまで挙げようと思えば山のようにあります。(電車の中で足を開くなとかね…)
しかしあまり追求しすぎると、人格形成やマナー、印象改善にまで話が及んでしまうので、あくまでファッションとして考えられる最低限までを紹介しました。
端的に言ってしまえば、モラルやルールを守って、相手に不快な気持ちを抱かせないようにするということに尽きます。
紹介したポイントを何度も振り返りつつ、日々改善していただければと思います。
以上、”清潔感が全ての土台”でした。


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