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創造力・想像力を広げる環境づくり

子どもと過ごす「今」を心から幸せと思う毎日を創造したいあなたへ

子どもも大人も、心が豊かになる☆
世界で最も先進的な幼児教育、レッジョエミリア・アプローチの思想を
子育てに活かす方法を伝授する幼児教育専門家 川口由佳子です。


創造力・想像力を広げるとするならば
どんなオモチャや素材を子ども達に提供しますか?

新しいアイディアを生み出したり
自分オリジナルの何かを作り出す

そんなサポートの手助けをしてくれるのが
環境設定。

どんな場所で、どんな雰囲気で、どんな素材が
揃っていたら、ワクワクするのか、
何かを作りたいーーーー!
遊びたいーーーー!と思えるのか。

レッジョエミリア・アプローチの視点で
提案することがあるとするならば・・・
今回は3つ、紹介したいと思います。


一つ目は、
Open-ened materials
オープンで、限定的でない
一つ以上の使い道がある、素材、もの、オモチャを
提供すること。

子ども達が、イマジネーションを膨らませ
一つの物を色んな形で使えるもの。

★自然素材:(例)葉っぱや、枝、石ころ、松ぼっくり
これらを、おままごと遊びに足してあげるだけでも
子ども達は想像力を働かせて、
色んな遊びを展開していきます。

葉っぱをお皿に見立ててみたり、
枝をお箸として使ったり
松ぼっくりが、パンになるかもしれません。

★廃材:(例)牛乳パック、ペットボトルの蓋、ワインコルク、ボタン
使い方が決まっていない廃材も
例えば、何かを作りたい、工作のようなことを
したいとなった時に、
すでに、車の形に切られた型を使うよりも
子ども達が想像力と創造力を働かせ
牛乳パックが車体になるかな?
それともワインコルクを車体に使おうか?
と、自分がやりたいように、工作できる機会を
提供することができます。


お誕生日ケーキを石と枝で。


2つ目は、
less is more
「少ない方が豊かである」
「少ないもので最大限のアイディアを」
物がたくさん、あればあるほど
色んなアイディアを生み出せそうですが、
特に、3歳以下の子ども達には
提供するものを、多くは提示せず
少ないものから、遊びを展開してもらうことを
お勧めします。

いくつかある、選択肢の中から
自ら選んで、遊びを展開していく
想像力を働かせるサポートをすることになります。


三つ目、
Ascetically beautiful 
見た目に美しく

美しく陳列された
市場のお野菜やフルーツを見たときに
心がワクワク、しませんか?

ごちゃごちゃ並べてある
雑貨屋さんよりも
美しく、綺麗に並んでいる
雑貨にうっとりしてしまう、
そんなことはありませんか?

おうちに沢山ある、おもちゃを
綺麗に並べるのは難しいかもしれません。
でも、子どもと絵を描こう、絵の具をしよう、
粘土で遊ぼう、そんな時に
少し綺麗に、材料を用意して並べてみる
子ども達の目の輝きと、食いつきが違ってきます。

ぜひ、お家で、できそうなこと、一つでもあれば
取り入れてみてくださいね。

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