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note月報:「開」の7月

私生活でのハイライト

Slash川崎でムービーナイト

映画大好きな彼がお誕生日を迎えたので、全部屋にプロジェクタ搭載のSlash川崎に一泊しました。
電車で1時間程度お出かけすればあっという間に非日常。カリフォルニアを彷彿とさせるショッピングセンターの中で、カリフォルニアピザキッチンで昼食をとり、太鼓の達人をして遊び、アメリカンなお菓子を取り揃えているお店で夜用に仕込み。近くのドイツビール屋さんでディナー。

気持ちの良いテラスで、ウェルカムビールで乾杯

全てがミニマルでちょうど良いホテルで観たのは「Before Sunrise」と「Before Sunset」。3部作の前2作。
舞台はヨーロッパ。電車内で出会った男女が意気投合し、目的地でない場所で共に下車。男性は翌朝飛行機に乗ってアメリカに帰国するので、タイムリミットは朝日が昇るまで。街を探検しながらお互いを知っていく……という「Before Sunrise」があり、「Before Sunset」は数年後に再会したふたりを描く物語。
派手な演出があるわけでもないし、登場人物が多いわけでもない。ふたりの会話で時間が進み、ふたりの視点で街が見えてくる。Ethan HawkeとJulie Delpyの演技が本当に自然で、まるで親友のお話を聞いているような気分にさせてくれる映画。
巧妙な演出なのは第二作。第一作から数年後に初めて再会という設定で、現実世界でも同様の時間が経過してから、初めて再会する形で撮影。だから、俳優のふたりが重ねてきた年月が、関係性の変化が、物語の中のふたりに滲み出てきて、演技では出せない重みが浮き上がってくる。
本当に良い映画でした。時間と心の余裕がある時にぜひご覧ください。

黒磯旅行

NEXTWEEKEND の #DiscoverTochigi 企画で初めて「黒磯」という名前を聞いてから2年ほど。かねてからずっと行ってみたかったので遂に行ってきました。

1日目は「かんすい苑 覚楽」さんへ。今度はここでおこもり読書会したい……!
2日目はChus(チャウス)さんへ。ホステルへのイメージががらっと変わった快適宿泊体験。
目からも口からも楽しめた朝食

地元の方に教えていただいたローカルソウルフード「亀餃子」や、行ってみたかった市立図書館、N's YARD、楽しみにしていた「あくび」での夕食、偶然見つけたチョコレート屋さん「Kotje Le Chocolat」。ともすれば日常でも体験できることばかりだけど、一歩一歩足を止め、じっくり味わうと、特別な体験になると感じた3日間でした。

ハイライトを入れた

生まれてこのかた28年間、一回も髪を染めたことがなかったのですが、半年ほど染めてみたい気持ちがむくむくと沸いていたので遂に実行してみることに。とはいえ、自分の地毛の色が心から好きなので、いつもお願いしている美容師さんと相談して内側だけハイライトを。

カメラには捉えきれないけど、肉眼で見ると染めたことがはっきりわかるくらいの絶妙な色。これまで頑なに染めてこなかった変なこだわりを一旦手放せたのは妙な解放感があったし、同時に改めて、地毛の色の良さに気づいた機会でもありました。

仕事でのハイライト

対面での打ち合わせの情報量の多さ!

11月に実施するプログラムに向けて行なった対面での打ち合わせ。画面からだけでは決してわからなかった、場の持つパワーやその人の在り方に刺激される感覚を、リモートと対面を並行し始めたこのタイミングで得られて、とても良かった。ひとりで自宅から仕事を進めていると、どうしても相手のことが想像しきれずに独りよがりになってしまうのだけど、仕事は共創なんだと実感させられた出来事でした。

インスピレーション

何度もお邪魔している兵庫県丹波市にある「竹岡農園」さん。月に一度のパーマカルチャーイベントで、みんなでカレーをつくった日。

ありきたりな表現だけど、本当に子どもたちは目の前のことに一生懸命で、「はじめまして」も「おひさしぶり」も「またね」も全力。一瞬一瞬を目一杯味わっているみんなを見て、自分の五感がいかに閉じているのかを学ばせてもらった1日。それにしてもみんなで外で食べるカレーってなんでこんなに美味しいの!早速おうちに帰ってから、彼とベランダで焼肉したら、テレビを見ながら食べるごはんと全然違った体験になった。

こうやって振り返ってみると、たくさん旅に出られた1ヶ月。

感覚が開かれ、心が開かれた7月。きちんと記録に残しておいて、よかった。記憶にちゃんと留まってくれている。

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