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note月報:「癒」の5月

「『やろう、やろう』と先延ばしにすることが、脳にとっての一番のストレス」と読んだことをきっかけに、今週は先延ばしにしていた諸々を少しずつ片付けています。このnoteもそのうちのひとつ。

誰のために書いているかと問われるとそれは他でもない自分のため。だけど、わたし自身顔も名前も知らない他者の日常を綴った文章にこれまで何度も救われてきたので、少し勇気を出して「公開」ボタンを押しています。

それでは、2022年5月の振り返りやってみます。

私生活でのハイライト

①感想文ワークショップでのターニングポイント

友人が企画・運営をする感想文ワークショップ。4月初旬から6月初旬までの全8回、初回と最終回以外は課された短編を読んだ感想文をひとりずつ持ち寄ってペアワークで共有するというものでした。

高校生の頃から今までブログで記事を書いてきたし、小学生の頃から得意科目は国語だった。でも、自分が書きたいように書けているかと言われればいまいち確信は持てない……。そんな状態で参加したこのワークショップで学んだことは、小手先のテクニックではなく思想の根幹に迫るようなことでした。

自分の思考と静かに向き合い、取り溢さないよう慎重に言葉を選ぶこと。脳の隙間に入り込んで取れない感情や考えを取り出すこと。自分のトラウマや認めたくない気持ちと向き合うこと。

これまでのわたしは完璧に見せたい欲求が非常に強かった。でも、絶対的な心理的安全性が確保されている場で、自分の不完全さを文章を通して他者に共有することで、自分を覆っていた鎧を自分で脱ぐ術を獲得したように思います。特に、5月下旬にはそれを強く意識したターニングポイントがありました。

②レストランで出てくるようなお料理を簡単に作れるレシピ本との出会い

日本橋のタローブックスで出会った、上田淳子さん著『フランス人はたくさん仕込んで3度愉しむ』

レシピ自体は非常にシンプル。材料もほぼ全て普段からお家にあるものだけ。でも、巧妙なレシピのおかげで、調理時間15分ほどでレストランの味をお家で再現できます。奥深く、複雑で、口に入れた瞬間から「美味しい!」。しかも、アレンジを加えることで翌日全く違うお料理に早変わり。「作り置きするのはいいけど、毎日同じ味は飽きる」「おしゃれな食卓にしたいけれど、細かい作業は苦手だし洗い物も増やしたくない」という人にめちゃくちゃおすすめです。

③念願のミラーレス一眼のお迎え

もう3〜4年ほど欲しいと思い続けていたミラーレス一眼。カメラ初心者なので、スペックを説明されてもわからない。でも、撮りたい雰囲気ははっきりしている。なので、何度も何度もビックカメラに足を運び、たくさん試して、自分の手に馴染んだものを数個ピックアップ。最終的には、各社が出しているカタログと、フォルムの愛おしさからNikon Z fcに決めました。

ウェブサイトの世界観もとっても好みで、わたしの好きなクリエイターさんや写真家さんたちもこぞってNikon(Z fcではないですが)を使っていらっしゃっていて、実際自分が使ってみると自分の見たものを見たように映し出せるところが気に入っています。

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④ミスチルライブ #半世紀へのエントランス

ミスチルファンの彼と共に東京ドーム参戦しました!ちょうど30周年の日だったのでファンの熱量が一層高く、純粋にめちゃくちゃ楽しかった……。ミスチルはTHEアーティストで圧巻。正直これまでそんなに聴いてこなかったけど、「この曲のこの演出が良かったね」と彼と話しながらお家でBGMとして曲をかけるようになりました。

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働くうえでのハイライト

①チームのバリューと提供価値を再定義した

代表も書いていましたが、チームで何度も集まってチームのバリューと提供価値を再定義しました。ミラツクの仕事で教えてもらったGTA(グラウンデッド・セオリー・アプローチ)をもとにした分析手法を用いて、プログラム参加者の声を起点にボトムアップ式で構造化しました。

自分たちが大事にしていることが、体験価値としてきちんと伝わっていると実感できた喜び。チームで集まって話し合いを重ねることで、お互いの考えをさらに深く知れた尊さ。ただなんとなく「これがいいよね」ではなく、じっくり時間をかけて育めたという事実と、その環境をつくってくれた会社、そしてフリーランスが多いにもかかわらず全員で前向きに取り組めたことが、とても嬉しかったです。

②できなかったことと真っ直ぐ向き合って反省できた

定例ミーティングで「もっとこうすればよかったかな」と思った出来事があったときに、「何がよくなかったか?」「何を意識したらよいか?」を問うて書き留め、それをあとでメンバーに共有できたこと。

なんだか、これだけ見ると人としてのキホンのキな話なのですが。自分を責めるわけでもなく、言い訳するでもなく、自分のよくなかった部分をすごくクリアにフラットに自分自身で受け止められたことがとても新鮮でした。これも恐らく感想文ワークショップの影響かなぁ。

インスピレーションを受けたこと

上記以外だと、

・応援しているアイドルたちが立て続けにデビューやカムバックをしたこと
・高円寺アパートメントでのマルシェ
・調合マニアのお兄さんが営むバーでのドリンク
・母校の現役大学生と新入生
・ビックカメラの博識な店員さん
・第一線で活躍する研究者になりつつある高校時代からの友人

などなど……。さまざまな角度から心の治癒が起こった5月でした。

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この調子で6月の振り返りnoteと上半期買ってよかったものの記事も書きたい……!


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