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友達親子と「オフシーズンの宮古島」が、アラフィフ母と中学生の組み合わせにはベストチョイスだった件。

2月のオフシーズン、友達親子と宮古島に行くことにした。

暑いのが苦手で日焼けもしたくないお年頃アラフィフ世代と、別に水遊びがしたいわけでもなく、できればスマホを見ていたい中3息子の組み合わせにとっては、この「オフシーズンの宮古島」がベストチョイスだったなと思うので、お年頃世代の息子との旅行先に迷っているニッチな層に向け書き留めておこうと思う。

1.すべての条件にマッチした宮古島

私立中学に通う息子は、中学受験の2月初旬がお休み。この受験休みを利用して、受験塾時代に知り合ってからずっと仲良しの親子と、どこかに行きたいねと話し合っていた。

もう私たち親は水着で海に入る年齢でもないし、息子たちも水遊びではしゃぐ年齢でもないし、泳げないけれど暖かい気候と海の美しさを楽しめそうな「オフシーズンの南国」に行く案が出た。

景色に興味がない、暇さえあればゲームとスマホ、Wi-Fiがないとすぐに不機嫌になる中3息子を連れての旅行は、場所やプランニングに気を使う。

なので、以下の条件にマッチする場所を探してみた。

・国内ビーチリゾート
・空いてるところ
・わたしたち親は、キレイな海を見てのんびりできる
・観光内容も、親も息子も満足できる
・息子たちからあまり文句が出ない移動時間
・2泊が限度なので、現地までの移動時間が短めで済むところ
・夜は飲みたいので、市街地までタクシーでも移動可能な距離
・息子たちは部屋でゲームをするのでWIFIありの場所
・開放感のあるリフレッシュできる場所
・リーズナブルに行って来られる

国内ビーチリゾート、わたしは沖縄本島と石垣島には行ったことがあるが、それ以外の離島は未経験。島そのものの大きさやかかる移動時間のイメージができないので、島選びをあれこれしてみたところ、宮古島が候補に挙がった。

沖縄本島は、那覇からリゾート地まで車で延々と走らなければならなかった。飛行機だけでなく、目的地までの移動時間ができるだけ短く、市街地や観光スポットまでもすぐにアクセスできる場所なら、2泊で充分。宮古島は調べて見たところ、島全体がさほど大きくなく、だからといって無人島の勢いではなく、リゾートホテルも点在しているので、これはいいんじゃないか?ということに。

2.宮古ブルーの海を一望できるホテル

いつも息子からの無茶ぶりに振り回され、クタクタの母たちは、海を見てリフレッシュしたい。ホテルの部屋から海を臨めるような非日常感あふれるオーシャンビュー希望。

地図と口コミを見まくって決めた「宮古島東急ホテル」に決定。こちらのホテルはとにかく口コミが最高に良い。

どんなに設備が良くても気持ち良い接客がなければあまり意味がないと考えるわたしにとっては、スタッフの評価が良いのが決め手になった。

高層階でないとオーシャンビューが臨めないとのことで予算を見ながら、バッチリ海が見えるオーシャンビューの部屋を予約。いちおうその中でもできるだけ高層階をお願いしたいとリクエストを出した。  

友達親子と2部屋取ったので移動しやすいようになるべく近い隣同士等の部屋をお願いしますと言うリクエストも出しておいたら、ちゃんと隣同士の部屋にしてくれた。

そして息子たちはとにかくWifiがないとブーブーうるさいのだが、ホテルのWifiもしっかり速度が出ていたようでよかった。グッジョブ。

息子たちは海を眺めずにホテルのテレビにスイッチをつないで、ずっとゲームやってて、修学旅行みたいで楽しそうだったな。

わたしたち母ズは別の部屋でグダグダおしゃべり。ツイン×2部屋は使い勝手が良かった。

ちなみにお値段もリーズナブル。ハイシーズンの値段は見たことないけど、オーシャンビューの部屋が一泊16000円だったので、かなり格安だと思う。

口コミを見て決めたので、実際に訪れるまで、どうだろうと心配だったけど、部屋に入った瞬間、自分のチョイスが大正解だったことに気づいたよね。

部屋からの眺め!曇っていてこれ。
アジアno.1と言われる与那前浜ビーチを一望。


3.9900円の直行便と下地島空港

旅行の話題が出たのが秋ごろだったので、2月なんてまだまだ先の話。あまり現実味がないままエアチケットを調べてみると、なんと北海道に行く際にも安くてよく利用するスカイマークが宮古島に就航している。お値段なんと片道9900円。

宮古島には空港が2つあり、市街地に近い宮古空港がJALとANA、その他のLCCは下地島空港を利用するそうだ。

下地島空港を調べると、そこからでも市街地まで車で40分程度。ぜんぜん近いじゃん。そして下地島から伊良部島を経由し、市街地に向かう橋が、かの有名な「伊良部大橋」。わざわざ行かなくても絶対通るし、逆にいいんじゃない?と。

伊良部大橋

しかも、下地島空港の端には「17END」という、海の色がとてもきれいで、さらに滑走路に降り立つ飛行機が間近に見られるスポットがある。これもわざわざ本島から行くより、空港に近いほうが便利だなと思った。

海の色がきれいすぎる!17END

しかも、時間帯もとても良かった。宮古島への直行便はJAL、ANA、スカイマークと3便しかなく、その出発時間が、JALとANAは早朝6時とか7時で、これは辛すぎる。

スカイマークだけは11時の便で、これなら余裕をもって出発できるし、早く着いたところでチェックインもできず、朝からがっつり観光するつもりもないので、この直行便の時間帯もナイス。帰りは17時台と、これもちょうどよい。この時間帯が決め手になった。

息子連れなので自分たちの思うような動き方ができないし、大人料金な彼らを連れていくので料金は2倍だ。リーズナブルに行けることも重要だし、これはうってつけのものを見つけた。

数日後に座席を見てみたら、10,000円を切る早割はもう6席しか空いておらず、友達に慌てて電話して連絡して4席押さえた。気になる方は早めにチケットを押さえよう。

4.暑くもなく寒くもない気候に感動


2月はオフシーズンで、天気がいまいちなのがちょっと残念だが
暑くもなく、寒くもなく、長ティー1枚で動ける気候に感動。

母ズは、日焼けもできればしたくないし、がっつり泳ぐ気はあまりないのでこのくらいがちょうどよい。

息子たちも水に突進する年齢でもないので、まぁちょうどいい。
海辺で波と戯れていたら、2人ともがっつり靴を濡らして焦ったが
さすがそこは宮古島東急ホテル、靴ドライヤーの貸し出しがあって、無事乾いた。

とはいえ帰宅してみて気づいたが、少しでも日が差すと日焼けするので要注意。半そでで過ごしていたわたしは、うっすら半そでやけをしていた。

でも、願わくば、すっきり晴れた日の「本気の宮古ブルー」の海を観たかったかな。

3月末~4月になると、晴れの日が多く、海開きがあるらしいので、そのあたりの時期が良いのかも。もう結構、暑そうだけど。

5.宮古島の「小ささ」が魅力

宮古島に行こうとなり、どんな観光ができるか調べてみたところ、もちろん海のキレイさが特徴なのだが、パワースポット的な場所とか、インスタ映え確実な場所とか結構あった。

しかも、どこに行くにも遠くても40分程度で行ける。

息子たちはがっつり観光に飽きてしまうので、ちょっと移動して写真を撮って、程度の、小回りの利く距離感もちょうどわたしたちの条件にマッチした。

女子ウケしかしない「ハート岩」も、ホテルから車で30~40分

ハート岩のレポートはこちら

南国の海中が手軽に見られる海中公園も車で30分程度

北海道とか広い場所は、とにかく移動時間がかかるので、短期間でいろんな場所を回るのには向かない。今回のような子連れ2泊3日とかには、この程度の狭さ加減がちょうどよいなぁと思う。


6.繁華街までの近さと、ほどよい田舎感も魅力


私たちが宿泊した宮古島東急ホテルは、美しい与那前浜ビーチを一望できる超ナイスロケーションなホテルだが、繁華街までも車で15分程度と、アクセスも良い。

夜は繁華街でご飯を食べたいし、せっかくなら飲みたいよね、と話していたので、レンタカーで行って、代行で帰れる距離感が良かった。

実際に代行してみたら、ホテルまで3000円ポッキリ。2家族で割るので、リーズナブルだよね。

民謡ライブがある居酒屋さん。ラフテー美味しかったな。

宮古島はもっと田舎かと思っていたけど、繁華街は、もしくは田舎の急行が止まる駅前くらいの規模感で、思ったより栄えていたし、心配していたほど観光地化もされていなくて、居心地が良かった。

まもるくん、という昭和な感じの人形がところどころにあって、宮古島名物らしい。こういう、なごむ系の田舎感ね。

7.リーズナブルにのんびりしたい人におすすめな「冬の宮古島」


と、そんな感じで観光に興味がなく、暇さえあればスマホかゲームの息子たちと、きれいな海で日々の育児疲れを癒したい、という母の願いを両方叶えるのにベストだった「2月の宮古島」

中学生男子の親子旅行、というのは、けっこうニッチだと思うけど、

オフシーズンで空いているし、リーズナブルなお値段で、のんびり海を見たい人にはうってつけなのではないかなぁと思うのでいろいろ書いてみた。

わたしはまたぜひ訪れたいし、新しい場所が苦手な息子も「もう一回行きたい」というので気に入ったようだ。

またぜひ近々、機会を見つけて行きたいし、そのために日々を頑張ろうと思えるくらい楽園感のある宮古島。

興味のある方は、ぜひ訪れてみていただければ。
訪れた場所の詳細は、また追ってアップしていくつもり。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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