春の訪れを「バラの芽吹き」で知る
わが家にバラの鉢を迎えてから、3回目の春がやってくる。
バラは冬に休眠するので、病気や虫を一掃するために葉を取り、冬のうちに余計な枝を切って、鉢植えの土を栄養のあるものに入れ替えるために植え替えする。
そうやって、次の春の芽吹きに向けてリセットする。
寒い寒い冬から、だんだんと日差しが暖かくなり始めると、
禿げちょろけのバラの枝から、徐々に芽が出る。
バラは「木」だ。
草花では味わえない、この何もない枝からの「芽吹き」を毎日、間近で見ることができる。
今日は暖かかったな。と思って、夕方、バラの枝を見ると、また少し芽が大きくなって、葉を生み出している。
その姿を見ると「生命ってすごい」と感動する。
いまは、こんなだけど、
春には、こうなるんだもの。
植物の生命力に触れると、ものすごくパワーをもらえる。
何もない枝から、グイグイっと芽を出し、葉を出し、見事に花を咲かせる。毎日目に見えてグングン育つこの時期のバラを観察するのは、楽しい。
冬の寒い中、何も起こっていないように見える枝の中で、芽を出す準備をしていたのだなぁ、と感動する。
だからわたしたちも、頑張っていても目に見えて成果が出ない時期があって、それが報われて成果が出る時期、あって当たり前だよね。
すぐに思ったような成果が出なくても、達成したいことをコツコツ頑張ろう。そんな元気をもらえてしまうバラの鉢に感謝。
そしてまた今年も美しくて甘い香りのバラの花が咲く、5月が楽しみで仕方がない今日この頃だ。
今日もお読みくださりありがとうございました!
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