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エンターテインメントは人生に不要なのか?

3度目の緊急事態宣言が出た。

今度は飲食店のみならず、百貨店、映画館、図書館や書店までも休業要請が出たらしい。
 

コロナ禍については、以前から言いたいことがありすぎるが、
ずっと違うと思っていることは、

 
エンターテインメントは

「生きていくために必要ない」

と認識されている、ということだ。
 

わたしはこの見解に猛烈に反対する。


人はエンターテインメントがあるから頑張れるし、
生きていけるのだと思う。

コロナ禍当初の大混乱期ならまだしも、無策のまま1年のらりくらりと宣言を出したりひっこめたりして、挙句の果てにゴールデンウィークも遊びはお預け。でもシレっとオリンピックはやるという。


オリンピックは娯楽ではなく国事だから?どちらかというと接待案件だと思うが、ここも書き始めると止まらなくなるので、そこはあえて触れないでおく。


コロナ禍で学生は貴重な人生のうちの一番良い時期を引きこもって過ごすことになり、このインフォデミックという人災(だと私は思う)によって、大打撃を受けた業種も多く、収入が大幅に減っている人も相当数に上ると思われる。
 

こんなに大変な時期に、旅行はもちろんのこと、飲み会もダメ、カラオケもダメ、しゃべっちゃダメ、本を読んだり、映画を見たり、ショッピングをしたりという楽しみもダメというのだ。

気晴らし禁止である。



挙句の果てに、もうネオンを消して暗くしちゃってね!という話だ。
いよいよ戦時下のようになってきた。



欲しがりません、コロナに勝つまでは。だ。


ふざけるな。


このコロナ禍で発されるメッセージはいつも、
エンターテインメントがなくても死なないから、
仕事して、食べて、寝とけ。って感じだ。

でもわたしは、
エンターテインメントは人が生きていくのに必要なことだと思う。

楽しみがなければ頑張れない。
エンターテインメントは生きる希望をくれるのだ。
 
希望がなければ絶望する。

オンラインがあるじゃない、本や映画ならamazonやネットフリックスがあるじゃないというなら、それはそれで、もう日本が外国企業に白旗をあげて、自ら滅亡しに行ってるとしか思えないし、それはそれでナシだ。

オンライントークだって限界がある。
人と会っている気がしない。空気感が伝わらない。

人間が人間らしく生きられるのは、人とのコミュニケーションだったり、喜怒哀楽だったり、その空気感だったり温かさだったり、はたまた憎しみだったり、そういう触れ合いがあってこそ、だと思うし、そもそもこんなに長期間、娯楽を奪われていてはどんどん生きる希望が失われていく。

こういう決め事をしている人は、本気でエンターテインメントが必要ないと思っているのだろうか?そんな人に政治を任せているのだろうかと思うとゾッとする。

この1年、人が人であることを否定されている気がして仕方がなく
とてもとても息苦しい。

次の選挙までに「エンタメ党」ができれば、わたしはそれに投票したいくらいだ。


最低でもわたしにとっては「エンターテインメントは人生に必要」なのだが、そんな疑問を感じるのは私だけなのだろうか?

エンターテインメントは人生に必要だ!と考える人たちはもちろん、こんなの変だと思う人たちが集まって、この息苦しい戦時下のような空気が変わればいい。

そのために何ができるのか?と考えたとき、いち庶民の私がすぐにできることは、まずこうやってその疑問を書き起こし、声をあげる、意思表明することかもしれない、と思っている。


ブログチャレンジ12日目達成!
今日もお読みいただきありがとうございました!



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