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歴史と未来が交差する「品川」で神さまに出会う。品川神社、荏原神社ツアーでご神気を浴びまくった話

わたしが神社好きになったきっかけである、くれや萌絵さんの神社ツアーに参加してきた。

関西在住の方なので、東京に来るのは久しぶり。
昨年秋に、息子の修学旅行の日程に合わせて奈良・京都の神社ツアーに参加して以来1年ぶり。

今回は品川神社と荏原神社ツアー。

品川ってウォーターフロントで先進的な街のイメージがあるけど、実は東海道の宿場町で歴史も古い。今回はその古いほう側の品川を味わいに。

まずは品川神社。「新馬場」という、京浜急行の各駅停車しか停まらない場所。まず降りないよねここの駅。

駅を降りると目の前に、ここ都心ですか?というイメージでドーンとある鳥居。

そしてこの品川神社は、実はここに祀られている神さまのご縁をつなぎで萌絵さん自身が足跡をたどって参拝してきた集大成としてのチョイス。

神社やその背景、歴史にも詳しい萌絵さんなので、神社のセレクトも「パワースポットで有名」とかそういうチャラい感じではなく、きちんと選んでくださっているのも安心感。

もちろんアクセスの良さとか、行った感も考慮してバランスの良いところを選んでくれてるのだと思うけど。

今回は「忌部氏」が主役で、なぜ品川神社なのか、そしてなぜこのツアーテーマなのか。品川神社に至るまでのお話も充実していて話に夢中になった。

神さまの名前はややこしくて忘れるから、といって冊子を作ってくれるのも助かる!いろいろメモしまくり。


先に脇にあるお稲荷さんへ。こちらでお金を洗うとお金に恵まれる?のだとか。あんまり銭洗いとかに興味ないけど、一応洗ってみた。

こちらに祀られているメインの神さまは
天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)
天太玉命(あめのふとだまのみこと)※天岩戸の神話に登場する神様の后神

なのだけれど、萌絵さんはこの天太玉命の発祥地、そしてこの神さまにご縁のある徳島や奈良、館山のルートをたどってきたのだとか。その歴史的背景やそれぞれの場所のお話で、自分までそこを訪ねた気になってしまうし、ただ何も知らずにお参りするよりもグッと興味が深まる。

ちなみに品川神社は本殿が建て替えられたようで、ピカピカに新しくなっていた。

品川神社で、忌部氏ゆかりの地をつないでくれた萌絵さんとともに参拝。

欲深い私はお願い事が多すぎて困っていたのだけど、萌絵さん流の「おねがいごとがまとまらないときの参拝法」を教えてくださりそれでお願いしてきた。

かわいいデザインの一粒万倍お守りをいただく。

次は荏原神社へ。今回のテーマ、忌部氏とはあまり関係はないのだけど、龍神が祀られている神社で、アクセスも良いので参拝することに。

わたしの知っている品川とは違う、古くからの商店街を抜けると、大きな銀杏の木がある小さな神社の前で立ち止まる。ここで立ち止まって萌絵さんの解説。



23メートルもある銀杏の木だけど、よく知っている人と来ないと見過ごしてしまいそうな場所。

ここでは「長寿のご神木からパワーをもらう方法」を伝授していただいた。

よく、有名なパワースポットで、スピな人が木に手を当ててパワーをもらっている姿を目にするが、萌絵さん曰く「なんでもらうことばっかりやねん」というツッコミで爆笑。

「パワーは、こちらから出したら勝手に入ってくるから『長生きしてておつかれさん』な気持ちを送れば、勝手にパワーはいただけます。子どもじゃないんだからもらうことばっかり考えるのはやめときましょう(笑)」

というありがたい解説に納得し、みんなで長寿の銀杏におつかれさん、を送る。

路地をてくてく歩いて行くと、川沿いに出て雰囲気が良い感じになっていく。ここ目黒川なんだそう。木が見えてきたなと思ったら、荏原神社に到着。

品川神社がメインだと思っていたので、なんとなくついてきた感じで訪れた荏原神社だけど、ものすごくよい雰囲気!!!

昨今の龍神ブームで本堂の屋根に龍がくっついてたけど、いや本堂の木の彫刻がものすごくて目にも入らないくらい、本殿に圧倒される。


もっと屋根の端にいた、とってつけたような龍は、、写ってなかった

こちらは今回の忌部氏とは関係ないのだけど、わたしが昨年訪れた奈良の「丹生川上神社」から勧請されている神社で、高龗神という龍神が祀られている神社。

昨年は丹生川上神社の翌日に、同じく龍神の貴船神社にもお参りしていて、わたしはうっかりその龍神ルートをたどってしまったわけだ。神社初心者なのに、萌絵さんのおかげでそういうマニアックな参拝ができてありがたい。

秋晴れに恵まれて、暑かったけど青空が映える中のツアーはとても楽しめた。

ちなみに、スピリチュアルが好きではないわたしが、なぜ萌絵さんの神さま話が好きかというと「スピリチュアルじゃないから」だ。

神さまという存在の有無はさておき、もし自分が神さまだったとしたら?という体で神さまとの付き合い方を教えてくれる。

もし自分が誰か知らない人にいきなり「誰か知らないけど願いを叶えて!」と言われたら、なんか感じ悪いよね。確かに。神さまだから叶えてくれようとはするだろうけど・・・

一方、「あなたのことを調べて会いにきました。会えてうれしいです。実はこういうお願いがあってきました。そのために努力もしますので力を貸してください」と言われたらどうか?
そりゃあ、そっちの方が感じが良いし、叶えてあげようかなという気になるでしょ?

って言われたら「なるほどー」と思うし、結局神さまの力であるとしか説明できないような運とか縁とかもあるけれど、それでも現世では人のつながりで物事が起こるわけで、だから人に失礼じゃないようにしておけば、神さまにも失礼じゃないはず。

当然神さまの方が懐は広いけど、やっぱり礼儀って必要だし、そういう礼儀がある人には、人も手を貸したくなる。自分は何もしないでくれくれ言ってる人には、神さまも人間もあまり手を貸したくないよね。

と言う話で、要は「しっかりした自分でいようね」ってことを認識させてくれるから萌絵さんのツアーは楽しいのだ。

お昼に解散となり、せっかく品川まで来たし、とランチを食べて別の神社に行こうとしたのだけれど、お昼に食べたものが濃すぎて具合が悪くなり、早々に退散。

途中で見かけた芝大神宮に1人でちょこっとご挨拶して電車へ。こちらは「神宮」なので、ご祭神は天照大神。よく見たら品川神社と並んで東京十社に入っていた。

素敵なデザインの仕事お守りをいただく。

ヘロヘロになりながら帰りの電車に乗る。ふだん電車の中ではめったに寝ないのだが、電車で起きていられず、船漕ぎまくり、寝まくってなんとか帰宅。

眠気に耐えられずに帰宅後すぐベッドに直行して、起きたら夜。それでもまだ眠くて、何も食べずにそのまま寝て、結局翌日の昼まで寝てしまった。時間にして16時間。まだ眠かったけどやることあったしでやっと起きた。

暑かったし、最近不調で体力落ちていたしで疲れていたのかなぁと思ったのだが、たくさんの神社に行って頭痛がしたり、クラクラしたりとご神気体験が多い萌絵さんが「ご神気で眠気がハンパない!」と言っていたので、わたしも「ご神気を浴びまくった」ということにしておく。

ちなみに濃いご神気を浴びると若返るらしいっす。うひ。

8月くらいから体調を崩すことが多く、仕事も新しい仕事についていくのにいっぱいいっぱいで疲れがたまっていたなぁと思う。

しっかり参拝もしたことだし、また気持ちも新たに毎日を過ごしていこうと心をあらたにできた、実のある一日だった。

今回行った神社のホームページはこちら。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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