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関東最強パワースポット「東国三社巡り」へのぶらり旅は最高のひとり時間だった。


息子の宿泊行事にあわせて、2泊3日のひとり旅に行ってきた。

息子を千葉まで送り届けるのが第一ミッションで、帰宅も息子に合わせる予定で、その中で旅程を組む。

千葉から2泊3日。どこに行こう?といろいろ考えた結果、以前から興味があった香取神宮と鹿島神宮に行くことにした。

神社に詳しい先輩に聞いてみると、この2社に息栖神社を加えて「東国三社巡り」というらしい。

この三社を線で結ぶと、二等辺三角形になるらしく、何やら結界のように見えるとか見えないとか。でも、めちゃくちゃパワースポットっぽいよね、この立地。

伊勢神宮にお参りした帰りに、こちらの三社に立ち寄ることもあったそうで、東のお伊勢参り的な感じの存在でもあったようだ。

こちらのサイトより画像をお借りしました

パワースポットたる由縁については、こちらのサイトが詳しいのでご参考に。

この三社、どうやら車でなら1日で回れるようなので、今回の旅は東国三社巡りに決定。

それぞれの神社は、個性豊かでとても楽しめた。それぞれ詳しくレポートを書いたので、こちらを参照。

それぞれ個性がある神社、三社巡り。

この東国三社巡り、三社で手を組んでお守りを提供している。

それが、東国三社守。

この土台になるお守りは、三社どこの神社でも売っていて、
三角形になったお守りの土台に、お参りした神社で売られているご神紋シールを貼っていくと完成されるお守り。

わたしが鹿島神社から回ったので、鹿島のご神紋は貼ってあったが、ほかの二社ではシールを購入。土台が1000円、シールは各500円なり(2022年4月時点)


帰宅してからペタペタと貼ったが、神社名と神紋が合わなくなってしまうので、しっかり見てから貼る必要がある。何も考えずにペタペタ貼ってから気づいて、慌てて確認したが、たまたま合っていた。良かった。丸いので結構はがすの大変。

なんというか、なんでも「コンプリート」って気持ちが良い。1日で三社回ったので「やってやったぞ感」がめちゃくちゃ強い。

ご利益というより、コンプリートした満足感がすでにご利益な感じ。


神社巡りの醍醐味は、御朱印にもある。
とかいって、流行りに乗ってる感もあるけど。

要はスタンプラリーみたいなものだが、それぞれの神社の個性があるし、直接筆で書いてくれるので、墨の香りがとても癒される。

コロナのときは、非接触をこころがけてか、別紙に書いておいたものをくれるだけだったので、香りが飛んでしまってつまらなかった。
今回はどこでも、直接書いてくれたので墨の香りが嬉しい。


三社それぞれ魅力があったが、わたしが一番よかったのは、ダントツ鹿島神宮。

勝負の神さまとのことだったが、とにかく参道の木々が気持ちよく、せっかちなわたしもゆっくりと時をかみしめて、木々の香りを吸い込みながらゆっくり歩きたくなる場所だった。

朝早く行ったのに、気づいたら2時間半も滞在していた。敷地も大きいせいもあるけど、ゆったり、のんびりした気分になれる。

もうひとつあげるとしたら、香取神宮の奥宮。こちらはなんとなく波長が合うというか、居心地が良かった。なんだかフレンドリーというか、和むというか。

香取の奥宮は怖いという人もいるので、これも相性なのかなと思う。ちなみにわたしだって夜は怖すぎていられないが。

もうひとつ、東国三社巡りでは、水郷のまちを三角形に囲んで配置されている神社なので、実は一の鳥居は川の中にあって、そちらは参道から離れているのだが、昔はそこが本当の入り口だったわけで。

鹿島神宮の一の鳥居は運転中にチラりとしか見られなかったが、香取、息栖の河岸に立つ鳥居は、ほんとうに神聖な気持ちになった。

もし車で三社巡りをする場合は、ぜひ一の鳥居も見てみてほしい。

ゴールデンウィーク直前の平日だったので、人もまばらで、こうしてゆったりと神社巡りを楽しむことができた。

ご利益がどうこうというより、その場を楽しむ、そしてアラフィフ主婦のひとり旅には、ちょうどいい神社巡り。

忙しい毎日から離れて、なんとなく普段と違う場所で、静かな時間を持つ。これってけっこう大事なことなんじゃないかなと思った。

神奈川県民なので、千葉茨城方面は遠くて近い。なので、息子の千葉宿泊に便乗して行くことになったのも何かのご縁だと思う。

まだ今年度ははじまったばかり、新たな気持ちで1年を過ごしていこうと思える良い旅となった。

ぜひみなさんも、訪れてみていただきたい。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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