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日本とは違う?ブラジルのふりかけ

サンパウロの愉快米です。ブラジルにも「ふりかけ」があります。日本人にとってのふりかけはご飯にかけるものですが、ブラジル人にとってのふりかけはお肉にかけるもののようです。

ブラジルのふりかけは「Farofa (ファロッファ)」と言って、油で炒めたキャッサバ粉にたまねぎやベーコンなどを合わせたもの。色々とアレンジがきく手作りのファロッファは、作り手の個性が出る家庭の味です。

▼目次
・メインはキャッサバ芋の粉
・「ファロッファ」基本の作り方
・何にでもかけちゃうブラジル人の万能ふりかけ

メインはキャッサバ芋の粉

ベージュの細かいパン粉のようなものが Farinha (粉) de (の) mandioca (キャッサバ芋)=キャッサバ芋の粉として売っています。メーカーによって色も粒の大きさも様々、どの粉を使うかによっても仕上がりが大きく異なります。

とうもろこし粉を使うこともあり、黄色いファロッファになります。

「ファロッファ」基本の作り方

・Farinha De Mandioca (キャッサバ粉) 500g
・油 (バター、ラード、オリーブオイル、サラダ油など)
・たまねぎ (お好みで)
・ベーコン (Linguiça - ブラジルの腸詰ソーセージでも可)

1.たっぷりの油脂を熱し、たまねぎをしっかり炒める。
2.細かく切ったベーコンなどの肉類も一緒に、カリカリに炒める。
3.1にキャッサバ粉を加え、しっかり炒める。
  →油を吸って色が鮮やかになり、いい香りがします。

何にでもかけちゃうブラジル人の万能ふりかけ

冷めるとサクサクの食感になります。シュハスコの肉や焼いた鶏肉にまぶしたり、お肉たっぷりのフェイジョアーダにふりかけますが、ご飯とフェイジョン(肉なし豆料理)の付け合せとしても出てくるので、何にかけても合いそうです。

袋を開けてそのまま使える、調理済みファロッファもあります。自家製ファロッファにはかないませんが、忙しいとき、手軽に使いたいときは助かります。粉だけのファロッファ、炒り玉ねぎ入り、唐辛子入り、ベーコン入りなど様々な種類が揃っています。

思い切って飛び出した海外で、人生が変わりました。旦那は日系ブラジル人。家族で南米の旅に挑戦中です。海外に出たい、ブラジルに興味がある、人生を変えるきっかけがほしい等、気軽にご相談ください。

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