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肉食大国ブラジルで欠かせないもの

サンパウロの愉快米です。ブラジルといえば「Churrasco」ですね。ポルトガル語ではシュハスコと発音します。岩塩をまぶして焼く脂身の少ない牛肉は噛み応えがあり、よく歯と歯の間に詰まります(笑)。ということで、今回は美味しいお肉の話ではなく、歯のお手入れの話です。

▼目次
・ブラジル人に欠かせない習慣「デンタルフロス」
・デンタルフロスは歯ブラシの前?それとも後に使う?
・虫歯予防に効果的!習慣にしたいデンタルフロス

ブラジル人に欠かせない習慣「デンタルフロス」

シュハスコ文化が関係するかどうか分かりませんが、ブラジル人にデンタルフロスは欠かせません。日本によくある便利な1本タイプではなく、使う分だけ切る糸巻きタイプが主流です。

歯科では必ず「虫歯予防の為にデンタルフロスを使用して」と言われます。格差の大きいブラジル、虫歯だらけの子供たちもよく見かけますが、小さい頃からデンタルフロスを使い、しっかり歯磨きの習慣を身に付ける子供たちも沢山います。

デンタルフロスは歯磨きの前?それとも後に使う?

Fio (糸) Dental (歯科用)=デンタルフロス、日本のような1回使いきりタイプはないので、自分で長さを決めてその都度切らなければなりません。ブラジルでのデンタルフロスの正しい使い方は、以下の様に説明されています。

1.デンタルフロスは長さ約40 cmに切り、うち各10 cm程を左右の指に絡ませる。
2.糸をゆっくり上下に動かしながら、歯間に残っているカスや汚れを取り除いていく。
3.1箇所をきれいにした後は、汚れた部分を使わないように少しずつずらしながら、残りの歯も掃除していく。

このデンタルフロス、歯磨き前に使うのか?歯磨き後に使うのか?ということですが、以前子供を診てもらった歯科医によると、歯磨き後とのこと。私自身は歯磨き前と信じていたので、歯磨き後の理由を聞いてみましたが、明確な回答は得られませんでした。

ネット検索ではどちらが正しいということはなく、デンタルフロスを忘れずに使うことが重要とのこと。先に歯磨きをすると、ついデンタルフロスなしでも満足してしまうので、先にデンタルフロスを使う習慣にした方が確実ではないかということでした。

虫歯予防に効果的!習慣にしたいデンタルフロス

ブラジルのスポーツ施設やホテル、高級なレストランのトイレの壁には、誰でも使えるデンタルフロスが設置してあることがあります。日本人の感覚だと人前で使用するのは抵抗がありますが、ブラジル人にとっては当たり前のことなのかもしれません。

シュハスコを食べても食べなくても、デンタルフロスをすると予想以上にカスが出て驚きます。臭いも出るので、普段意識しないバイ菌の存在を改めて認識することが出来ます。早いうちに習慣化してしまうといいかもしれませんね。


思い切って飛び出した海外で、人生が変わりました。旦那は日系ブラジル人。家族で南米の旅に挑戦中です。海外に出たい、ブラジルに興味がある、人生を変えるきっかけがほしい等、気軽にご相談ください。

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