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柊のしごと・かんがえごと

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展示や仕事、日々の生活のなかで考えていることを書き留めておくためのマガジンです。
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#小説

わたしは朝起きられない

その理由は明確である、夜ご飯を食べるのが22時、風呂に入るのが23時半、床につくのが25時過ぎ…

柊有花
2年前
47

孤独は2つの魔法になる

孤独なとき、考える。喜びのてざわりをどうすればひととシェアできるのか。 孤独なとき、考え…

柊有花
4年前
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白昼夢のテイク・オフ

本は導かれて誰かの手に届く。本は文字のなかに、本という形のなかに音楽をたたえ、絵本は言葉…

柊有花
4年前
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触れられて、わたしたちはめざめる

「いまを生きる」ということを考えるとき、切り離して考えられないのは自分自身の肉体のこと…

柊有花
4年前
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それでも、踏み出す方がいい

ここしばらく、自分の軸について考えさせられるできごとが続いて、頭がいっぱいになっていた。…

柊有花
4年前
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夢は現に寄せては返す

現実が夢となってひとつ変容し、そののちそれが現実となってさらにふたつ変容する。 重ねた手…

柊有花
4年前
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「運命」的なもの

「運命」と思う瞬間がある。 射手座の宿命なのか、そういう瞬間に出会うと一直線に向かって対象にのめり込んでしまう。その対象は、ひとでも、動物でも、画材でも垣根はない。これは「運命」だと直感し、信じる。 あるとき、ひどく酔ったひとに「僕が結婚する前に出会っていればよかった」と言われたことがあった。それは言い換えると、わたしたちの置かれた状態が、動かしがたい「運命」ということだ。ともすると「運命」は、神の啓示のようにある日突然訪れるように思うけれど、本当は「運命」って、自分で選