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 企業研修講師としての仕事を始めて4年目。初めて新入社員研修にメイン講師として登壇しました。新入社員研修は研修講師として一番仕事のある時期、ではありますが、受講者と年齢差が大きいという背景から、新入社員と同い年の息子を持つような私には今までメイン講師としての登壇機会はなく、今年、お話しをいただいた時も、私でよいのか…と迷いました。

 日本の、世界の未来を担う新社会人のみなさまの最初の一歩をご一緒できることは本当にありがたいこと。だからこそ、私が登壇する意味。私だからできる研修とは何かを考え続けました。そしてようやくたどり着いたこと。それは、”仕事を、そして人生を愉しむ方法”のヒントを伝えることだと考えました。

 今年の新入社員の多くは、コロナ禍突入と共に大学生活がスタートし、恐らく一番最後まで学ぶ環境の制限を受けていたのが大学生だったと思っています。世の中が大きく変化し、就活もその変化の一つ。そのような背景の中、受講者のみなさまの真面目さには本当に頭が下がりました。その方たちへ伝えてきたことをもっと多くの新社会人のみなさまへ伝えたく、noteの記事としてまとめることにしました。

ヒント②
端的に話をすることは、短くすることではありません。言葉を磨き、相手に伝わる言葉で話しましょう


 PREP法やホールパート法など、話し方にはいろいろなパターンがあります。それでなくとも上司も先輩も忙しそうにしていて話しかけにくい。上手に話そうとすればするほど、緊張して、何を話しているのかわからなくなり、混乱して、結果、話しが長くなってしまう。
 文書を書くときにも、端的に書こうとしてもどの情報を割愛してよいのかわからない、ということもあるのではないでしょうか。

 研修中に「要約」をする作業をしてもらった時、なんとすっきり短くなっていることか!とても短い文章になっているのです。しかし、それを読むと、大事なことがたくさん抜けてしまっているのです。

 端的に話す。要約することは、単純に短くすればよいということではありません。必要なことをわかりやすく伝える技術が必要です。

 ではどうしたらよいのか。
 5W1Hで考えると考えやすいです。これらは優先順位はあるにせよ、情報として必要なもの。ここを意識するとヌケモレがなくなります。さらにここに「思い」が入ってくると、尚、相手には伝わりやすくなります。

 相手が知りたいことはなにか?その順番で話すこと、書くこと。
 文章に、言葉に思いをのせること。つまり、思いが伝わる言葉を選ぶのです。そのためには、言葉は磨かなければなりません。削る、切るという作業だけでなく、残った言葉を磨くこと。

 思いの篭った言葉は伝わります。伝えたいことを自分の言葉にして、伝えましょう。

~次回へ続く~


 

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