パリのクリスマスとドバイのカウントダウンとニューイヤー～MY　JOURNEY⑧～

2023年12月23日～2024年1月4日の約2週間。留学帰りの息子とパリで待ち合わせ、娘と３人で旅をした記録です。
　旅行が趣味ではありますが、普段はホテルと飛行機は旅行代理店へお願いするパターン（現地で何か緊急事態が起こった時に頼れる旅行代理店のデスクがあった方が安心ということが理由）ですが、今回、娘と私は日本から、息子はパリからの旅行となるため、パッケージだと割高になることから、初めて飛行機、ホテルなど、すべて自分で予約するという計画を立てました。ロシア上空が飛行できない今、北回り直行便で行ってもパリまでは15時間近くかかることから、南回りでストップオーバーを使って、パリだけでなくドバイも旅しちゃおうというという今回の旅がどなたかの旅の参考になればと思い、記事にしています。

ドバイ初日（前編）

　パリからドバイはあっという間。機内食も出たので、寝る時間はほとんどなし！気づけば、暑い暑い国、早朝、ドバイへ到着。なるべく薄着にはしてきたものの、明らかに場違いな感じ。太陽がまぶしい！空港から市内はとても近く、タクシーで移動。空港前には人がごった返していますが、タクシーも大行列をなしており、「あっちいけ、こっちいけ」とおじさんが手で案内してくれるので、簡単に乗車することができました。

ドバイのタクシーは基本的には現金のみ。運転手さんは不愛想ではあるものの、パリよりも英語は通じるので安心。しかし、チップはあげるつもりがなくとも、料金ぴったりを出さない限り、おつり分から勝手に引かれてしまうので要注意です。

　まずはホテルへ。ドバイで唯一、日本人スタッフがいると聞いて予約したリビエラホテル。空港からも15分くらいと近いですし、街からちょっと外れているので、渋滞にも巻き込まれることがないので、滞在中、その点は便利だなと思っていました。トイレで着替え、荷物を預け、まずは朝食。周囲の状況がまだよくわからないので、すぐ隣にあった中国人ホテルの中にあるレストランへ入ってみることにしました。お店に入ると、中国語でまくしたてられ、何を言っているのだかまったくわからない。息子が中国語で自分たちは日本人だというと、普通にメニューをもってきてくれました。朝がゆやラーメン。やっぱりアジアのごはんはおいしい。高い高いパリから比べれば、一人1000円でおなかいっぱいになる朝ごはんはうれしい。

　まずはホテル近くにある「スーク」と呼ばれる市場を散策。ゴールドスーク、スパイススークなど、種類ごとにわかれているのも面白い。ゴールドスークはまばゆいばかりの、金・金・金！金と言っても日本で主流の18Kではなく、22Kや24Kなので、輝きもすごい！しかし、金は世界的に価格高騰と聞いていたので、お店に入ることもなく、ウィンドウショッピングだけとなりました。円安の今、どこの国へ行っても日本が貧しいことを実感。ということで、ゴールドスークのお買い物はあきらめて、次の場所へ移動することにしました。・・・次号へ続く・・・