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本当は私がワタシに伝えたい言葉なのかもしれない。


「私はこうあるべきだと思うんだ」

自分の口から出たはずの言葉なのに
なんとなく違和感を感じて

それでも言葉はどんどん溢れてきて
止まらなくなる時があります


自分がそうなれているから
口にしているはずなんだけど

どこかまだ不完全な自分に対して
言い聞かせているような気持ちになるんです


それはきっと


そうなるべきだと頭ではわかっていて
頭ではそうなれてるって認識していて

でも自分から出てきた言葉に対して
心が伴っていないのかもしれません


そうしていつか

「そんなこと言っておきながら・・・」

と誰かに揚げ足を取られ
それに対して返せる言葉もなくて

そうなれていない自分を憐れんで
落ち込んだりする時もあります


人はいつも無いものねだりで

理想と自分とを照らし合わせては
それに近づこうと努力しますが

それでいて

自分のパーソナリティを
そう簡単に変えることができないことも
ちゃんと理解していて

だからこそ
理想を口にして自分に言い聞かせるんです


それは自分を奮い立たせるためだとか

舵取りができないような荒波にのまれそうな時
あるべき場所に自分を戻すためだとか

繰り返し口にすることで
自分の心に深く落とし込むためだとか


マインドコントロールというと
なんだか胡散臭さが否めませんが

無意識の中で理想を否定する自分を
そうやって軌道修正していくんです


理想を現実にするということは
本当の自分を否定してしまっているような気もしますが

そうしてしまったら
「なりたい自分に近づきたい」という
本当の自分からの訴えを否定することにもなります


そうなりたいのであれば

今の自分が”そうなれていなくても”

理想を口にし続けるべきだと私は思います


「そんなこと言っておきながら・・・」

と誰かに言われても
苛立ったり悲しんだりすることはありません

むしろそれは
自分では見ることのできない表面の部分を
俯瞰に見て代弁してくれているのですから

言葉にして伝えてくれたことに感謝するべきです


しかし一番やってはいけないのは

自分の理想を

自分自身が否定することも

否定する自分を否定することも

してはいけないということ


自分が頭で考えていること
心で思っていることを

文字にして、言葉にして、

ポジティブな感情も
ネガティブな感情も

ちゃんと吐き出して向き合うことで


きっと本当の自分が思い描く理想が

思ったよりもずっと近くにいることに
気がつけるはずです






*.+°Profile*.+°

花崎由佳(はなさきゆか)

『ココロに灯りを、人生に彩りを』をモットーに
私が撮影した写真と、エッセイやコラム、
ラジオ配信をお届けしていますஐ.*+


普段はこんなお話を書いてます↓




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