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キャリアウーマンな友人から相談を受けて心がモヤモヤする

概要

キャリアウーマンな友人から相談されて心がモヤモヤする
(結婚/妊娠/女性のキャリア)

・大学時代の友人からの相談
①業務関係(女性活躍)
②彼女自身の妊娠
③彼女の今後のキャリア
・この相談を受けて私が考えたこと

関連する放送
(#57【目次】女性のライフイベントと働き方)
https://stand.fm/episodes/60c940d4307e66000612916b

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※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
興味をもってくださった方は、ラジオをお聴きください。

プロローグ

先日、大学時代の友人から電話で相談を受けた

友人(女性)
・大学時代、同じ金融経済系のゼミに所属していて
・就職先も同じ金融業界で
・職場もすぐ近所だったから(東京駅あたり)
・大学卒業後も一緒に遊んだり連絡をとったりしていた
・私は6年前に結婚して、ゆるやかな働き方にシフトしたが、
・彼女は最近までM&A(企業の合併や買収)部門でハードワークを続けていた
→朝7時から終電まで
→他の男性メンバーは朝7時から朝4時まで働くのが普通
→20時間勤務
・いわゆる「バリキャリ」「キャリアウーマン」
・最近、彼女も結婚して、現在妊娠2ヶ月

バリキャリの友人からの相談内容

①業務関係
女性活躍
→女性による、女性のための、女性活躍施策検討
→女性だけの閉じられたコミュニティを作る活動をしているらしい
→そのコアメンバーが妊娠2ヶ月の友人なんて、とりあえず女性活躍を会社として本気で取り組む気はないと感じた

②妊娠について
つわりが辛くて、吐きすぎて既に1.5kg体重が落ちている
→つわりって二日酔いや船酔いのような状態が数ヶ月続く
→体力も落ちている
→通院の必要性を感じている
→気力も落ちる

③キャリアについて
今は妊娠していて勤務時間を短縮させてもらっている
→朝7時から夜7時まで勤務
→11時間労働
→これって短い?
・他方、他の職員は退社が早い人でも終電、遅い人だと朝4時まで働いている中、自分のキャリアアップにおいてハンデを感じている
→キャリアアップのためには長時間労働が必須という考え
・ここまでハードワークをこなす彼女は、営業スキル、金融の専門知識、体力などビジネスパーソンとして人並みではない武器を身につけていると私は思う
・けど、彼女は「自分はまだ専門性を何一つ身につけていない。会社を辞めたら経済的に自立できない」と自己評価している
・これからしばらくは妊娠・出産・育児でこれまでのような働き方を続けられない
→どうやってこのハンデやブランクを挽回したら良いのか?という相談

この相談を受けて私が考えたこと

・たぶんスタエフの配信者で、ここまでハードワークしているサラリーマンはいないと思う
・私は社内結婚を理由に退職せざるを得ない状況で、そのときにこれからはゆるく働こうと決めた
→自分の120%を絞り出すような働き方はやめて、70%くらいの力で生活に不自由ないくらいのお金を稼げればいいと思った
→全力で働くと健康を害して、医療費がかかる
→時間とお金の無駄遣い
・ワークライフバランスの「ちょうど良い」と感じるところは人それぞれ
・彼女がどうしてそんなに精力的に働けるのかわからない
・友人としては、妊娠してつわりに苦しんでいる彼女に対して、この機会に少し羽休みして欲しいと思った

彼女はきっと、転職して、人材採用の経験もある私に、先輩ワーママである私に、バリキャリにカムバックするための方法や思考法を相談してきたようだけれど、いいアドバイスが思いつかなかった。

そんな長時間労働の職場で、親戚の手助けなしに、子供を育てながら、仕事に100%コミットしている男性と同じ土俵で戦って勝つ方法なんてあるのでしょうか?
正直、それを望む気持ちが私にはもうわからない。

転職をすすめたいけど、本人にその気がないうちにそそのかすのは良くないと思って言わなかった。

心がモヤモヤする。

私と彼女は今、求めるワークライフバランスが違う。
違うなら違うなりに、彼女の求めるバリキャリ路線を応援する言葉をかけたかったけど出来なかった。

ここまで読んで下さったあなたは、何を思いましたか?

※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
興味をもってくださった方は下記のリンクから、ラジオをお聴きください。
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