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失敗は成功のもと

令和6年3月9日

昨日、久々に自宅でお抹茶を点てたのですが、上手く泡立ちませんでした。恐らく、お湯を入れすぎたことと、充分にお茶碗が温まっていなかった事が原因だと思います。

かなり久しぶりに点てたものですから、勝手を忘れておりました。気がそぞろだったのも、失敗の要因の一つではないかと思います。

日常の中で失敗をすることは良くあることですが、その時に自分の事を責めるのか、今後の対策を考えられるかで、失敗に対する心持ちが変わってくると思います。

失敗して「なんて自分はダメなんだ」と責めていたら、とても苦しくなってしまうでしょう。自分の人生の中で一番一緒にいる相手は自分自身。その自分が自分の事を責め続けていたらとても辛くなりますし、再起不能にも陥りかねません。

失敗したと思った時に必要なのは、失敗してもそんな自分を許してあげる事。「そんな事もあるよね。そんな所も人間らしくて可愛い」と受け止めることができたら、落ち着いて状況を判断できるようになるでしょう。

失敗した自分を責めてしまうのは、自分自身のことを許せないからなのですよね。本当に今まで気を張りながらも頑張っておられたと思います。もう充分頑張ったのですから、そろそろ許してあげても良いのですよ。

「失敗したら格好悪い」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、失敗した時は落ち着いて状況を分析すれば良いだけのことです。今回の私の例では「あ、泡が立たないな。茶筅(ちゃせん)が古いからかな?そういえば、お茶碗を充分に温めていなかったな。あと、お湯も多過ぎたかも知れない。今回は色々な事に気がつく事ができてよかった。次回はこの事に気を付けて再挑戦してみよう。」と考える事ができれば良いのです。

自分の失敗を許せるようになると、挑戦する事が楽しくなりますよ。何歳になっても挑戦することは楽しいですし良いことです。小さな挑戦を積み重ねることで、経験値が増え知恵や応用力が身につきます。「成長」や「挑戦」は若い方や子供だけのものではありません。確かに体力が落ちるなどして出来ないことも増えるかも知れませんが、視点を変えれば、幾つになってもやれることは沢山ありますよ。

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