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四国の現存12天守全部行ってみた③~宇和島城編

こんにちは。Yukaです。
四国の現存12天守を全部巡る旅、3城目は宇和島城です。

街の中に突如現れるお城

ホテルに荷物を預け、Googleマップを頼りに宇和島城に向かいます。お城っぽい山は見えるものの周りは依然として街の中。宇和島城の案内板を見つけ視線を向けると、突如として登場口となる門が現れました。家老屋敷の門で移築されたものだそうです。すぐ横には郵便局があり、新旧入り混じった面白い風景でした。

藩老桑折(こおり)氏武家屋敷長屋門

本丸から望む宇和島湾

宇和島城の城域は五角形になっており、そのうちの2辺はかつて海に面していました。埋め立てが進み、ずいぶん海が遠くなってしまいましたが、本丸からは宇和島湾を望むことができます。かつての城主・藤堂高虎は1597年の慶長の役の際にここから出兵したとされています。

天守

現在の天守は1666年ごろ伊達宗利によって建てられたもので、かつては藤堂高虎が建築した天守があったそうです。層塔型のすっきりとした見た目ながらも、よく見ると懸魚や破風がおしゃれです。
式台には宇和島伊達家の家紋である「竹に雀紋」と「竪三引両紋」があしらわれています。
武者窓の格子は五角形になっており、一般的な四角形の格子に比べて視界を確保しやすくなるそうです。また、2階と3階の一部の格子は取り外せるようになっています。なんでも屋根の修繕時に外すのだそうです。たしかに、梯子を使って外から上るよりも安全なような気がしますね。

式台には宇和島伊達家の家紋である「九曜紋」「竹に雀紋」「竪三引両紋」が勢ぞろいしています。

最後に

石垣もじっくり見たかったのですが、雨が強く足元もぬかるんできたので早めに撤退しました。天赦園もあわせて、晴れた日に再訪城したいなと思います。

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