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【女性のキャリア】葛藤の3週間〜変化を拒むミドルと自分

前回のnoteからあっという間に3週間が経ってしまった。休日は義理母の誕生日旅行でフェリーに乗って旅行に行ったりと楽しく過ごしていたが、平日はなんだか慌ただしく、業務時間内ではまわりきらない仕事を早起きしてこなしていたので、ゆっくり日々の考えをまとめたり、noteを書く時間を確保できなかった。
とはいえ、いま踏ん張りたいと思えるやりがいのある仕事があって、切磋琢磨できる仲間がいて、日々右往左往しながら、このnoteを始めた一番の理由である40才まで残り1000日で成長したいという想いには火を灯し続けて必死に走っている。

来期に向けての取締役や経営層の決断から、この3週間は来期スタートに向けた課題の整理や組織議論にかなりの時間を溶かした。
なんども書いている気がするが、旧態依然の風土が未だ多くのこる組織に所属しているので、同じ管理職の中にも阿吽の呼吸で分かり合えたり、言いたいことを言い合える仲間もいれば、少し気を使わないといけない人(意見は感情や上から目線のアドバイスばかりで、このひとはなんのアウトプット出してるのかな?)もいる。むしろそっちの人数の方が多いぐらい。
組織はよく2-6-2と言われるが今週はまさにこの葛藤ばかりだった。

※2-6-2の法則とは、あらゆる集団において、パフォーマンス(生産性)が良い人が2割、パフォーマンスが中くらいの人が6割、パフォーマンスが悪い人が2割の割合で存在するという経験則

議論の途中には、「これはわかり合うのは無理だ・・・」と傷ついたりもした。わたしの心情を察した仲間とはこの一連の流れをイソギンチャクに毒を盛られたと笑った。

そんな対話で疲弊した日々に、心を癒した金言を今後のために書き記す!!

❶変革には進め方がある

トップがすべきことは、①アジェンダを決めること(何を重点領域にするのか/しないのか)、②アジェンダ実行のための最適なキャスティングをすること、③社員の心に火を灯すこと、この3つです。

変革プランは①そのもの。変革を推進するリーダーの人選が②です。(現実的には事業推進のリーダーと変革リーダーは別になることも)③の社員の心に火を灯すためにはやり方があります。まず、全社員をいきなり対象にはしません。それぞれの事業セグメント、機能ごとに20%程度の人をターゲットにします。

組織の中にはちょっとしたきっかけで燃える人、燃える人の影響を受けて燃える人、何をしても燃えない人がいるものです。20%はこの“ちょっとしたきっかけで燃える人”をイメージしています。このため役職者、非役職者関係なく、「ネアカ、のびのび、へこたれず(これは名言ですよね)キャラで燃えやすい」人を選びます。この人達のことを古くはチェンジマネジメントエージェント、最近ではドライバーと称します。

このドライバーたちの心に火が灯り、“自分がやらなきゃ誰がやる?”という気持ちになることでその影響を受けた浮遊層がその気になり、変革が実現します。

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❷ミドルに突然訪れる「変化の行動を起こせない」現象

①任務全う(まっとう)ミドル
一国一城ミドル
孤軍奮闘ミドル
挑戦疲れミドル

ほとんどのミドルは、この4つに大別されると思います。そしてそれぞれが特徴的な「葛藤・恐れ」を胸に秘めています。
変化・挑戦を妨げる大きな要因として「失敗への恐れ」「恥をかきたくない」「無駄になることは避けたい」といった葛藤・恐れが大きなものを占めています。
この葛藤を乗り越えなければ、乗り越える環境を作らなければ、変化は起こりません。
変化・挑戦に二の足を踏むミドル層について解像度を上げていくと、それぞれが抱える葛藤が見えてきます。

ミドルを覚醒させるために共通するのは、コンフォートゾーンからストレッチゾーンへのお誘いです。そしてそのためには、彼らが抱える葛藤を理解し、適切に寄り添うことが必要です。

ミドル層は「人生とキャリアの折り返し地点にいる」という認識を持ち、新しいチャレンジをすることで新しい自分、人生後半のより良い自分を再構築する、と捉えると、より葛藤を乗り越えられる一助になるかもしれません。

BizHint タイプ別・組織を止めるミドルの葛藤4分類。リーダーが知るべき対処法

❶変革には進め方があるを読み、心が折れそうになっていたわたしが諦めたら…自分の火が消えてしまったら今まで形にしようとしてきたチームメンバーを裏切ることになるぞと心を持ち直し、
❷ミドルの葛藤タイプと対処法を知り、みんなが抱える葛藤を理解できればなんか進められそうと思えたし、自分もちょっとでも気抜いたらこのミドルになっちゃうなと気を引き締めた。

特に今週は組織の会議にかなりの時間を溶かしたが、昨日同じ会議に出席していた来期中心部署の若手管理職仲間に声をかけられ、来期わたしと一緒に仕事がしたいと言ってもらえた。溶けた時間も無駄じゃなかったと思えた。泣ける。頑張る。

まとまりない文章になってしまったが、noteを書けなかった約3週間の葛藤も無駄じゃなかった。

2月もあっという間で来週終わる。3月もネアカ、のびのび、へこたれず突き進む。笑

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