苦手な中国語の発音ができるようになったのは「自分で気づいた」からだった
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こんにちは、中国語学習コーチの蛯原ゆうかです。
ジメジメと蒸し暖かい(暑くはない)天気が続きますね。
建物の外と中の気温差で体調が悪くなったりする方もいらっしゃるようなので、体を大切に、気をつけていきましょうね。
さて、今日は中国語学習コーチングの受講生の方のお話をもとに、中国語の学習で「たくさん気づこう」というお話をしたいと思います。
どうしてもできない発音が1つだけあった
お名前をAさんとしましょう。
「中華圏のお客様に中国語でコミュニケーションを取ったり中国語の機内アナウンスでちゃんと伝わるようにしたい」という気持ちで4ヶ月の中国語学習コーチングを受講してくれました。
中国語学習は未経験だったので、発音のトレーニングから入っていきました。
2ヶ月、3ヶ月…経ってほとんどの発音は形になってきたのですが、1つだけ「どうやっても間違えちゃう発音」があったのです。
突然発音できるようになった。「何があった?」と聞いたら
「口はこう動かしてくださいね」「発音を録音して、見本の音と聴き比べてみてくださいね」。
いろんなアドバイスをして練習にも励んでくれたのですが、お願いしている音読トレーニングの録音を聞いてみると、やっぱり「発音しにくそう」な感じがありました。
家の近くのドトールで録音を添削しながら「ほかにどうアドバイスできるかな?」と考え、何日か経ったのですが、そこから3日、4日経った頃だったかな。
LINEで次の音読録音が送られてきたのでボイスメモをタップしました。
すると、
「あら?発音できるようになってる!読み方もすごく自然だ…」
びっくりしすぎて聞きました。「何があった!?」って。すると、Aさんはこう答えたんです。
「こうすればいいのかって腑に落ちる瞬間があったんですよね」。
人から100回アドバイスされるよりも1回自分で気づく方が強力
私の中国語学習コーチングや学習相談室で大切にしていること。それは、たくさん「自分で気づいてもらう」ことです。
中国語の先生やコーチは知識をたくさん持っています。
だから、わからないことやできないことを相談すれば”答え”を教えてくれます。
誰かがくれた答えが参考になることももちろんあるけど、ならないときもある。
それはなんでか?
自分が何かモノゴトを理解する方法とアドバイスや答えをくれる人がモノゴトを理解する方法がちがったり、
それまでの自分の学習経験から、アドバイスされても「うーん、そうなのか…でも、うーん…」と違和感を覚えたりするから。
だと思うのです。
でも、1回自分で「こうすればいいのかも」って気づいたことは、ストンと理解しやすいし自分で納得できる。
そして、試行錯誤したり頭を使って考えたり調べたりして気づいた知識は自分のものになるし、使えるようになっていく。
「自分で気づく」って、学習の最強の収穫なのです。
それに気づかせてくれた受講生の方に改めて感謝をしなければなりませんね。
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