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幸せの素

 ずっと綴っていたアフリカ大陸に上陸してからの自分史「アフリカと私」が一旦終わりをむかえ、自分の今心にあることを綴るようになった。
 そして「やはり言葉を綴ることが純粋に楽しい!」と気付くことができた。

 少し生活が落ち着き、自分の心に平穏がおとずれ、自分がどんなときに幸せになるのかを敏感に感じ取れるようになってきたのだと思う。

 最近、自分が幸せに感じる好きなことを羅列してみようと思う。

やはり書くこと、言葉を綴ることが好き。
読むこと、そしてそれに対して自分の考えをゆっくりめぐらすのが好き。
ジムでワークアウトをしているとき、自分の限界に挑戦しているのが好き。
そして、その空間を共有しているジムコミュニティーの仲間が好き。
朝に飲む少し甘めのカプチーノ、そしてその味と香りを楽しむのが好き。
朝の浜辺を歩いて、足の裏でしっかりと砂を感じるのが好き。
海のにおいが好き、その風を肌で感じるのが好き。
海の偉大さを感じながら、誰もいない浜辺でお祈りをするのが好き。
月をながめて、先に逝ってしまったみんなに思いを馳せるのが好き。
息子と2人でゆっくりと過ごせる休日が好き。
たまに食べる甘いものをゆっくり味わうのが好き。
教会で神様の愛をひしひしと感じるのが好き。
皆のために祈ることができる教会のコミュニティーが好き。
聖書を読んで、御言葉をゆっくりと咀嚼するのが好き。
バイブルクラスで祈って、神様のことを学ぶのが好き。
息子に聖書の読み聞かせをして、一緒に学びを得るのが好き。


 毎日、その都度小さな好きを大切にするようになって、幸せの感度がゆっくり上がっていったように思う。小さな瓶にゆっくりと幸せの素を貯めている感じ。その時その時、今与えられているものを五感を研ぎ澄まして味わい、物質的な豊かさではなく、ただただ自分の心に寄り添っている。
私の好きをときに一緒に楽しんでくれる息子には感謝しかない♡

For we have brought nothing into the world, so we cannot take anything out of it either.

1 Timothy 6:7

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