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愛を伝えることで循環させる

 日曜日は、息子と唯一一緒に過ごせる日なのだが、一週間分の買い出しもしなくてはいけないし、海に行って自分自身をチャージしたいし、教会にも行ってと慌ただしい。
 そんな合間をぬって洗濯をしていたら、リビングで映画を見ていた息子が大声で「ママー!」と呼ぶ声が聞こえてきた。洗濯機がないので、手洗いをしており、すぐに駆けつけられる状態ではない。「ちょっと待っててー!」と叫んだら、少したって洗濯をしているところまで来て、「I love you!!!」と叫んで戻っていった。
 こういうことが、実はよくある。
 忙しいのに、、と思いながら行くと、突然愛の告白をされ、自分の心の狭さに恥ずかしくなりつつ、愛を思いがけず受け取り微笑むパターンだ。

 私は、日本人の両親の元、日本で育ったし、両親から「愛してるよ!」なんて言われて育った記憶はない。ハグをされた記憶だって、皆無である。
だからという訳ではないが、息子には愛を表現し続けようと心に決めて、今まで子育てをしてきている。
 そんなこともあってか、息子は愛情表現がとっても豊かである。
料理をしていると急にやってきてキスをしていったり、スクールでどれだけママがいなくて寂しかったかなどを教えてくれたりもする。

 息子を見ていると、愛を伝えることの大切さをひしひしと感じるし、本当に学ぶことが多い。
 子どもへの愛やパートナーへの愛だけでなく、友人や知り合い、他人へ愛を伝えたり表現をすることも大切なことだと感じ、実践している。
 運転していて、道を譲ってくれた車に「Thank you! Love you!」と叫ぶこともあるし(聞こえてるかは知らない笑)、素敵な話を聞いたときに感謝を伝えたり、時間を共有してくれたことに感謝と愛を伝えたりしている。
 
 自分の中で愛を止めずに、愛を受け取りそしてまた愛を発していくことで、愛が循環し続けているのを感じている。

And now these three remain: faith, hope and love. But the greatest of these is love.

1 Corinthians 13:13

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