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【行政書士資格勉強304日目】質権

こんにちは、行政書士資格勉強中のyukaです。今日は、質権について勉強したので、下記にまとめます。

問題:質権に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例に照らし、妥当なものはどれか。
1,動産質権者は,継続して質物を占有しなければ,その質権をもって第三者に対抗することができず,また,質物の占有を第三者によって奪われたときは,占有回収の訴えによってのみ,その質物を回復することができる。

A,妥当である。動産質権者は,継続して質物を占有しなければ、その
<第三者に対抗することができない(民法352条)。動産質権者は,質物の占有を奪われたときは,占有回収の訴えによってのみ.その質物を回復することができる(353条)と分かりました。

2、不動産質権は,目的不動産を債権者に引き渡すことによってその効力を生
ずるが,不動産質権者は,質権設定登記をしなければ,その質権をもって第
三者に対抗することができない。

A,妥当である。質権の設定は,債権者にその目的物を引き渡すことによって、
その効力を生ずる (344条)。不動産質権者は,質権設定登記をしなければ,その質権をもって第三者に対抗することができない(177条)と分かりました。

参考文献
 出版社:日本経済新聞出版
タイトル:うかる!行政書士総合問題集2021年度版 伊藤塾編

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