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【行政書士資格勉強328日目】株式

こんにちは、行政書士資格勉強中のyukaです。今日は、株式について勉強したので、下記にまとめます。

問題:株式に関する次の記述のうち,正しいものの組合せはどれか。
1,株式の払込価額の2分の1を超えない額については,資本金とはしないで
資本準備金とすることができる。

A,正しい。株式の払込価額の2分の1を超えない額は,資本金として計上しないことができる(会社法445条2項)。そして,その額は,資本準備金として計上しなければならない(同条3項)と分かりました。

2,完全無議決権株式は,利益配当に関して優先的な内容を有する株式として
のみ発行することができる。

A,誤り。かつては完全無議決権株式は,利益配当に関して優先的な内容を有する株式としてのみ発行することができた。しかし,平成13年改正により,総会のすべての事項について議決権を行使できない株式だけでなく一部の事項についてだけ議決権を行使できない株式も認めることとし,これら議決権制限株式は,優先株に限らずに発行できることとした。会社法もこれを引き継いでいる(108条1項3号,2項3号)と分かりました。

参考文献
 出版社:日本経済新聞出版
タイトル:うかる!行政書士総合問題集2021年度版 伊藤塾編

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